今野浩喜の「タダのファン目線記」

今野さんが「ただのファン目線」で行きたい場所に行ったり、会いたい人に会ったり、書きたいことを書いたりする本連載。2025年の1発目は、1月9日に行われたキックオフイベントを観た感想を書いてもらいました。


今野さんを惚れさせた長澤監督の一言

明けましておめでとうございます。

RB大宮アルディージャキックオフイベント見ていただけましたか?まだの方はYouTubeにアーカイブもございますのでよろしくお願いします。なんの立場?


長澤徹監督って本当になんかサムネになるようなキャッチーな言葉をすばらしい熱量でおっしゃられますよね。

「襲いかかります」て。

カッコ良すぎるだろ。おれの上司でもねーのについて行きたくなったよ。

この若干の説明不足感もたまらなく良いんだよね。

普通、伝わらないのが怖いから「襲いかかっていきます」とか「相手のチームに」って付けたりとかしたくなるよね。

レッドブルの方向性と監督のやり方が一致してたようで、早急に契約したんですよね。長澤監督が海外行くこともあるかもな。

アトレティコ・マドリードも軽い親戚みたいになりましたね。すごい。

新ユニフォームの印象は?

ユニフォーム、かっこよ。

まぁそもそもアンダーアーマーのがずっとカッコいいんだけどね。

去年までのと色が反転した感じですね。

ネイビーに大胆変更とか書いてるメディアもありますが、下半身がめっちゃオレンジで自分的にはオレンジが減った印象は特になかったです。

今までよりカッコよく見えるのは、明らかに胸と背中のレッドブルのロゴの影響が強い。

立正大学とのTMで着てた長袖のシンプルなやつ欲しい!売ってよ!

ってか普通にレプリカユニフォーム買えなかったよ!なんだよ!おれを特別扱いしてよ!けっこうコレ書くの大変なんだ!手応えねーし!「#」のやつ、もはやお一人しか書いてくれないし。

冗談ね。冗談。

スリリングなインタビューコーナー

新加入の方々のインタビューコーナーはなんかすごくスリリングに感じました。

司会の方がだいぶカリスマ司令塔で、けっこう選手を走らせるタイプでしたね。

「もう少し長くしゃべること」「前の人の答えと違う別の角度からの回答」「もう少し深く」など、ピッチ上では厳しい要求も辞さない、非常にアグレッシブなインタビューでした。

会場の空気がどうだったのか見たかったな。

今、一生懸命長めにしゃべってんのかな?とか、違う角度から答えるために前の人の答えを注意深く聞いてんのかな? とか、浅い答えだとパスに追いつけないから深く見える答え考えてんだろうな、とか考えてたら内容が入ってきませんでしたね。

その中での「襲いかかります」だもんな。すごいよな、やっぱり。逆にそこで「もう少し深く」って要求してほしかったな。

構成:粕川 哲男

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