今野浩喜の「タダのファン目線記」

今野さんが「ただのファン目線」で行きたい場所に足を運び、会いたい人に会い、書きたいことを綴る本連載。今回は、舞台の稽古・本番のためのホテル暮らし、印象に残った大宮のゴールなど、3月にあったこと、感じたことを書いていただきました。


ホテル生活あるある

33日から3月末まで仕事で大阪に滞在しています。だからってドロボウ入るなよ。

ホテル生活では洗濯が一番「苦」です。

コインランドリーがあったとて部屋とランドリーの往復がバカみたいだし「なにこの出費?」って感情になります。

アウェイゲームのサッカー選手ってどうなってるんでしょうか、そこらへん。ユニフォーム以外の普段着。

でも私服で出かけてるイメージもないな。ジャージかスーツで移動してるな。

やっぱり全部ホペイロさんなのか?下着も?

食事は?

ホテルの部屋には基本キッチンがついてるわけでもないのでいつもコンビニか外食。明朝用に買った食事もなぜか夜に暇過ぎて食っちまうことが多々。で、朝わざわざ着替えてコンビニ。寝ぼけ過ぎてインキー1回。

スポーツ選手たちはそこらへん全部管理されてそうですね。

いいよな。インキーぐらいはしそうだけど。

スポーツチームの運営ってそうなるとやっぱりめちゃくちゃ金かかりそうだな。

ってかアウェイゲーム中のドロボウ対策は?

※インキー:車や部屋の中に鍵を置いたまま施錠してしまうこと。

舞台で“コンバート”された話

舞台の仕事で来てるわけですが何度か本番を終えた今でも役がしっくりきません。舞台上でフワフワしてます。

サッカー好きに要約すると、いつもと違うポジションを任されている感じですね。全然ポリバレントじゃないのにって感じで。

年齢を重ねてポジションが下がってくる選手いますよね。レッズがオフト監督のとき、福田さんをボランチにしたような。大宮での例えが浮かびませんでした。大宮で大胆にコンバートされた選手いたっけ?まぁ現状とにかく浮かびません。

とにかくこれ本当にね、サッカーでそういう事例をたくさん見てるから受け入れられただけで、見てなかったらだいぶ荒ぶってました。まぁ今でも俺は言われたとおりやってんだからこれでお客さんがどう思っても俺のせいじゃねーからなって気持ちはありますが。いや、それは基本思ってますが。

あ、ちょっと前にこのコラムのリモート打合せしたんですけどね。利きレッドブルって案が出てたんですが、思いっきりレッドブル ジャパン公式Xのほうで昨日だか一昨日だかあげられてて、こんなかぶり方あるんだと思いました。と、同時にだいぶ遊び心のある企業だなと感じました。

全然当たらなかったら気まずいじゃん。

レッドブル ジャパンX公式が投稿した「利きレッドブル」の様子

大宮の試合はDAZNで観てますけどね。スマホで観るのしんどい。ホテルのWi-Fi全然使えないし。変な表示出る。

3月のベストゴールは第3節・熊本戦の4点目(カプリーニ)。交代で出た3人が絡んでのゴールです。ありがとうございました。

 

追記。ここまでを書いた次の日の今日の舞台。かなり序盤の四言目のセリフを圧倒的に忘れ、普通に舞台袖に教えてもらいにいく芸当を見せました。

役がしっくりきてないのをものすごく証明した瞬間でした。

袖のスタッフさんも焦ったのでしょう。まったく違うセリフを連呼され、教えてもらう側の自分が「違う、それじゃない」と謎の立場をとりました。

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