大宮
- 50' 富山 貴光
- 65' 富山 貴光
東京V
- 17' 河村 慶人
- 90+2' 加藤 蓮
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相馬監督が求めている球際や守備の強度は、もっと高めていかなくてはいけないと思っています。岡山戦では後半途中からピッチに入りましたが、攻撃では選手間の距離も近く、誰かが背後へ抜けるアクションを入れながら、ボールをつなげてチャンスを作ることができていました。背後へ長いボールを入れるところとつなぐところを選手が判断できていますので、あとはゴール前での精度を高めなくてはいけません。監督からは攻守において連続性を求められていますので、岡山戦のゴールは動き直したことでボールを引き出すことができ、点を決められたと思います。
終盤の失点もこぼれ球を拾われたところから始まっていますし、苦しい時間帯に全員がチームのためにもう一つ踏ん張らなくてはいけませんし、2試合連続でセットプレーから失点してしまっているので、もっと声を掛け合うことや、うるさいと感じるぐらいみんなでやらなくてはいけないです。
連敗してしまっていますが、どちらに転んでもおかしくない試合でしたし、ちょっとしたところの差で相手を上回れるように、一つひとつのプレーの質を高めて戦いたいです。
岡山戦では前半からもっとチャンスシーンを作らなくてはいけませんでしたし、高い位置でボールを受けた時には、サイドからクロスを上げられていたので、最後の精度とその回数をもっと増やせるようにしたいです。岩手戦から少しずつトレーニングしてきた形を出せていたので、岡山戦の2点目は狙い通りのクロスを上げられたと思います。これを継続しないといけないですし、DFとしてまずは無失点に抑えることを考えつつ、タイミングの良い攻撃参加を続けていきたいです。
得点シーン以外はまだまだ課題が多く出た試合でしたので、この2試合で得たものや課題を東京V戦では活かしていきたいです。相手DF陣の背後へランニングをしてボールを引き出して、僕が存在感を出すことができれば攻撃にもいい影響をもたらせると思います。ルーズボールや球際の大事な部分をおろそかにせず、シュート数も増えてきていますので、全員がゴール前ではまずは足を振ることを意識していきたいです。
スターティングメンバー
控えメンバー
監督
スターティングメンバー
控えメンバー
監督
9 | シュート | 5 |
---|---|---|
4 | GK | 10 |
3 | CK | 3 |
11 | 直接FK | 7 |
1 | 間接FK | 3 |
0 | PK | 0 |
主審
副審
副審
第4の審判員
入場者数
天候
ピッチ状態
気温/湿度
HIGHLIGHT
先発の布陣には、前節からの変更点がいくつか見られた。まず、4バックの右に貫。U18からトップチームに昇格して1年目のルーキーが先発でリーグ戦初出場を飾った。中央は山田、新里。そして、直近2試合は中盤で起用されていた小野が左DFの位置に戻った。中盤は右から武田、大山、栗本、奥抜。前線は、菊地と富山がリーグ戦では今季初めて2トップを組んだ。
試合の立ち上がりは、積極性が見えた。特に守備への切り替えが早く、相手がパスコースを探している間に前線がプレスバック。中盤と挟み込んでボールを回収し、連続攻撃につなげた。5分には決定機が訪れた。前線で抜け出た富山がシュート。さらにこぼれ球を奥抜が狙った。どちらも相手GKに阻まれたが好機だった。
間違いなく良い入りだったが、時間が経過すると、東京Vに揺さぶりをかけられた。中央をコンパクトに固める守備ブロックの外へサイドチェンジを多用され、マークが遅れた。17分、サイドチェンジから縦突破を許し、クロスに飛び込んだ東京VのFW山口に先制点を決められた。リードを得た相手がやや引き気味になるとボールを持つ時間が長くなり、左に寄せて右への展開から打開を狙った。
ようやくチャンスが生まれたのは41分。奥抜、小野の連携で左の高い位置まで持ち込むと、奥抜のクロスを武田がヘディングシュート。相手GKに弾かれたが惜しかった。
後半は、左SB小野が低い位置からFWへ斜めのパスを供給したり、相手GKのミスからボールを奪った栗本がミドルシュートを打ったりと積極的にゴールへ迫った。
50分、小野が中央を見ながら左のハイサイドへ縦パスを送ると、中央から栗本が前へ飛び出し、低いクロスをゴール前へ。相手GKの鼻先に飛び込んだのは、背番号28。同点弾を決めた富山は「クロスが上がる前に目が合って、ここにしかないというところに出してくれた。中は1枚しかいなかったけど、イメージ通りのボールだった」と栗本のアシストに感謝した。
相手が先に交代策で攻撃を活性化してきたが、相馬監督も64分に泉澤と西村を同時に投入。直後の66分、泉澤のドリブルで得た左CKから富山がヘディングで逆転ゴールを奪った。
終盤は、体力勝負。80分に自陣ゴール前で混戦となった場面は、全員が体を張って死守。足を気にする選手が増えるなか、相馬監督は茂木を右SH、矢島慎をFWに投入して走量のカバーを狙った。攻撃では、泉澤と小野が高い位置までボールをキープ。絶対に譲れない1点を生かすためにすべてを注ぎ込んだ。しかし、3分が目安となったアディショナルタイムに右、左と振られてクロスから失点。試合は引分けに終わった。
連敗は止まったが、喜ぶことはできない。2得点を挙げた富山は「誰が、ではない。自分が競っていたら、寄せていたら、絞っていたら。自分も含めて(前半の得点機を)決めていればというのもある。もっと(各選手が)自分が何をできたか反省して次の試合に臨まないといけない」と厳しい表情で話した。
次節は、最下位・琉球とのアウェイゲーム。J2残留を確実なものにするためには、絶対に落とせない重要な試合になる。栗本は「勝たなければいけないホームの試合で勝てず、いまは悔しい気持ちが大きい。でも、1週間後にすぐ試合がある。アウェイでも、今の僕たちに必要なのは勝点3。良い準備をして、持って帰れるようにしないといけない」と勝利へ再挑戦する姿勢を示した。精神的なダメージの大きい終わり方になったが、引きずることは絶対に避けなければならない。今後も終盤勝負の試合は出てくるはずだ。反省を生かし、今日より強くなった姿を見せるしかない。
(総評:平野 貴也)
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立ち上がりから我々に良い形がありながら決め切れず、そして前回のゲームと同じような15分過ぎという時間帯で、そんなに多くないチャンスのところから先に取られてしまいました。こういったことが、最終的に苦しいゲームになり、結果にも響いていると思いますが、こういったところを変えていかなければいけません。そのためにはやはりトレーニングしかないですし、日々の向き合い方しかないと思ってます。ただ、選手たちは非常に戦う部分、そして前に出ようという姿勢はたくさんあったゲームだったと思います。
そのなかでゴールに向かう数も多かったと思いますし、実際にひっくり返すところまでいきました。連戦で人をやりくりするなかで、最後に3点目を取りに行く形を作れればまた違ったのかなという気もしますが、ベンチでいろいろ考えたときに、「なんとかこのリードで勝たせてあげたい」という思いで準備して戦ったものの、追いつかれてしまう形になりました。
また次のゲームがありますので、そこに向けてしっかりと戦う準備をしていきます。我々がプレーできている時間というのは、いろいろな意味でエネルギーが上がってきていると思うので、それを90分通したときに勝点3で終われるようにしたいです。
1点目のシーンは、栗が顔を上げたときに、ニアしかないなと思ったのでそこに走り込みました。良いボールが来たので、角度はあまりなかったのですが、ちょっと触れば入るなと思っていましたし、入って良かったです。
2点目のシーンは、昨日のセットプレーの練習でも、「ここに来るよ」というような練習をしたので、それが本当に練習通りできて良かったと思います。
できている部分もありますし、課題の部分もありますが、また次の試合が来ますし、次は絶対に勝てるように、今日出た課題と、できている部分はさらに積み上げてやっていければ、必ず勝点3を取れると思います。
相手がどこであれ、勝点3を取らなくてはいけない状況ですし、チーム一丸となってしっかり準備して、ファン・サポーターやたくさんの方が本当に応援してくださっているので、そういった方たちに勝利を届けて、みんなで喜びを分かち合いたいです。これからも熱い応援をよろしくお願いします。
ひさしぶりに左サイドでスタメン出場となりましたが、ポジションは比較的に自由に取れていたので、(小野)雅史くんが高い位置を取るときは自分が中に入ってボールを引き出すなど、上手くプレーできました。攻撃から守備の切り替えは監督から強く求められているところなので、普段のトレーニングから意識を高めていますし、球際のところも強く奪いにいく部分は少しずつ高められていると思います。
FWでプレーするときは相手DFラインの背後に抜けて相手を背負ってプレーすることが多いのですが、サイドでは前向きで受けてスピードアップができるので、今日は立ち上がりから良い感覚をもってドリブルで仕掛けられたので、次はゴールにつながるプレーをしなくてはいけません。
次の琉球戦は絶対落とせない6ポイントマッチとなります。まずは際の部分で相手に勝たなくては、勝利を呼び込むことはできないと思いますし、チャンスでしっかり決め切り、最後の部分で体を張って守り切るという姿勢を出し続けて戦いたいです。
まずは自分が結果を出してチームを勝利に導けるようなプレーをしたいと思ってピッチに立ちましたが、今日は勝ち切れるゲームを落とし悔しい気持ちが強いです。監督からは、自分らしく勇気を持ってやってくれと言われ、いざピッチに立ってからも自信を持ってやれた部分がありましたので、そういった部分はこれからも続けていきたいです。
攻撃の部分では、チャンスを作れた部分だったり、起点になれたりした部分があったので、そこは継続していきたいです。ただ、最後の一歩っていうところがまだ足りない部分ですので、90分間最後までやり切れるような選手になっていかなくてはいけません。
次の琉球戦は絶対に勝って大宮に帰ってきたいですし、ここから順位を上げてもっとサポーターの皆さんに喜んでもらえるように結果を出していきたいです。
ここ数試合は先に失点をして後手を踏む状況となってしまい、そこから選手が何とかしようとして、少しバラバラになってしまった部分があったと思います。ファーストディフェンダーがきちんと決まらず甘い部分が出てきてしまっていますし、相手ボールホルダーが顔を上げられるか上げられないかで、主導権がどちらになるか決まってくると思いますので、しっかり寄せる原則の部分は口酸っぱく伝えていきたいです。
岡山戦の前半を見返すと、ピッチ上で感じていたより攻撃の回数はあったと思いましたが、チャンスの直前で出し手と受け手の意思が合わず、チャンスを自分たちでつぶしてしまっていました。
積み上げられている部分は多くありますので、そこは継続しつつ頭を下げずに戦い続けなければいけません。ただ、勝てていないのでいろいろなことを見直さなくてはいけないですし、夏場の連戦を考えた準備をしていきたいです。J2で勝つためにはピッチ上で戦わなくてはいけないですし、強度を保つことが必要です。
試合の最後の最後まで戦い、前節で言えば最低でも勝点1を取るためには、ピッチ上だけでなくオフ・ザ・ピッチの準備から足りない部分があったからだと思っています。ホームで勝つために、全員でしっかり準備をして、この試合に持っているものをすべて注ぎたいと思います。