群馬
- 79' 畑尾 大翔
大宮
直接対決となりますが、どの試合でもすべて大事な試合ですのでいつもと同様にしっかり準備をして臨みたいです。一人ひとりがやることを忘れずに気持ちの部分を整理して、チームとしてやるべきことを理解して、さらに自分の強みをピッチに出すことが必要です。チームの目指していることを皆が理解していますし、個人の強みを出せているので、それを続けられれば勝てると信じています。
勝点3を取ることだけを考えなければいけませんし、負けなければ良いという考えを持たずに試合に入りたいです。まずは守備から入ることが必要ですが、相手の隙を突いて得点を決めたいです。
試合中はピッチ内で選手がコミュニケーションをとって、やるべきことを合わせていくことが必要です。新潟戦ではそれができていたのでそれを群馬戦でも続けながら、ベンチメンバーや監督、コーチやスタッフ全員で同じ方向を向いて戦い、次は勝点3につなげたいです。
声出し応援は本当に力になりますし、痺れるものがあります。試合に勝って最後はサポーターとみんなで「寝ても大宮」をして笑顔で大宮に戻ってきたいです。
ずっとこのクラブで育ってきたので、絶対にJ3に落ちてはいけないと思っていますし、より一層の責任と覚悟をもって戦っています。今季は副キャプテンも務めていますので、この状況でも周りを見ることを意識しています。
群馬戦はお互いプレッシャーのかかる大事な試合ですし、昨シーズンはこのタイミングで連敗を喫してしまいましたので、その経験を生かしたいです。新潟戦ではしっかり自分たちのプレーを出せた部分もあり悲観するような内容ではなかったので、群馬戦では結果につなげなくてはいけません。
ここ数試合は自分たちが持っているものと、相馬監督が引き出してくれたインテンシティや球際の強度、スプリントというものをしっかりできていると思いますので、良い感触をつかめています。
苦しいときに自分が良いパフォーマンスを見せてチームを勝たせることがベストですし、体もとても動いています。自分がチームを引っ張る気持ちでこの試合に臨みます。
スターティングメンバー
控えメンバー
監督
スターティングメンバー
控えメンバー
監督
7 | シュート | 15 |
---|---|---|
10 | GK | 5 |
5 | CK | 7 |
6 | 直接FK | 10 |
0 | 間接FK | 3 |
0 | PK | 0 |
主審
副審
副審
第4の審判員
入場者数
天候
ピッチ状態
気温/湿度
HIGHLIGHT
立ち上がりは守備から入った。前線にボールを入れてくる群馬に対して、何度も跳ね返した。ショートカウンターからピンチも招いたが、ゴール前にブロックを築いた。8分にはCKから群馬の畑尾にヘディングシュートを許したが、ポストに救われた。
10分を過ぎた頃からようやく落ち着きを取り戻す。ビルドアップから攻撃の機会をうかがった。富山は積極的に相手の裏を取る動きを見せた。21分、中野が相手の背後を取ると、富山につないで小島がミドルシュート。枠をとらえることはできなかったが、いい攻撃の形は作った。25分には柴山が右サイドを突破してクロス。中野、山﨑がゴール前に入っていたが、わずかに合わなかった。27分には、ゴール前の混戦からこぼれ球を小島がシュート。惜しくも相手GKのファインセーブに阻まれた。
31分、負傷した小野に代わって茂木が入った。時間ごとにゲームの主導権が大きく入れ替わる。34分、群馬の北川に至近距離からシュートを打たれたが、カバーに入った新里が左足を伸ばしてブロック。35分、群馬の岡本に許したヘディングシュートはGK志村が止めた。
40分、袴田から一気に右サイドの柴山へ。折り返しを受けた小島が左アウトサイドで技巧的なミドルシュートを放った。惜しくもゴールはならなかったが、決定的なシーンだった。前半終了間際には柴山、岡庭とつないだボールを栗本が右足一閃。しかし、これも相手GKの好セーブに遭い、ゴールを割ることができない。直後に主審のホイッスル。0−0で前半を折り返した。
後半の立ち上がりは互角の展開。序盤にCKが続いたが、チャンスを生かすことができない。57分のセットプレー、岡庭が蹴ったボールを袴田がゴール前でうまく合わせた。しかし、ヘディングシュートは相手GKの手に収まった。60分には岡庭のクロスに合わせた山﨑がヘディングシュートを放つが、ボールはバーを越えていった。
61分、富山に代わって河田が、中野に代わって矢島輝がピッチイン。2トップを一気に変え、攻撃にアクセントを加えた。その河田を軸に前から圧力をかけた。ボールを持てば矢島輝をターゲットにして攻めた。
しかし、79分、群馬のCKから畑尾に決められて失点。追いかける展開になった。直後に武田、矢島慎を投入。85分には矢島慎が絡んで左サイドを崩し、茂木の折り返しを武田がシュート。しかし、ゴールを割ることができない。
相手選手の出血によって長い中断があった。ゲームが再開した頃には手元の時計で94分を過ぎていた。アディショナルタイムの6分は大幅に越えることが予想された。積極的にゴール前にボールを入れる。90+8分には岡庭のクロスに合わせた袴田がヘディングシュート。しかし、枠をとらえることができない。102分を過ぎた。岡庭のクロスを袴田が合わせるがシュートは枠の外。その瞬間、試合終了を告げる主審の長いホイッスルが鳴り響いた。
多くの時間で主導権を握りながら、ゴールが奪えず0−1で敗れた。それでも、ゴールを目指して最後まで勇敢に戦ったことは、ポジティブにとらえなければいけないだろう。次戦は代替開催となった第33節の山形戦が水曜日に行われる。中3日という限られた時間だが、万全の準備をして勝点3を取りにいきたい。
(総評:岩本 勝暁)
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ここ最近の群馬のゲームを観ていて、また前節の流れもあったなかで、簡単に点を取ることは難しいだろうと考えていました。その上でどう攻めていくかという我々の狙いがあったなかで、フィニッシュまで持ち込めるシーンは前半も後半も作れていたと思います。選手たちの切り替えの部分も非常に速かったですし、できていた部分はたくさんあったと思います。
ただ、大事なのは奪い切るところで、クロスが上がっても、最後に点にするところ、勝点にするところが足りなかった形になってしまいました。チャンスがあるうちに取らないとこういうことになるというのは、サッカーの世界ではよくあることですけれども、もう一度、点を取るところ、勝点を奪うところ、それが必要な時期ですので、時間はありませんが、しっかりとファイティングポーズを取れるようにして、また次に向かいたいと思います。
あれだけの時間、試合に出たなかでチームの力になることがそれほどできませんでしたが、まだ試合は残っていますし、チームを勝たせられる選手になれるように頑張ります。
チャンスになりそうなシーンは作れましたが、結果には結び付かなかったので、次は結果を出せるように頑張りたいです。ここからホーム2連戦になりますが、勝つことだけを考えて、しっかり準備して戦いたいと思います。
残り試合が少なくなりましたが、1試合1試合、勝点3を取れるように全員で準備して、必ず残留できるようにしたいですし、ファン・サポーターの皆さんのためにも必ず勝点3を取って早く残留を決めたいです。
残留するためにはチーム一丸となって、大宮の目指しているサッカーを全員が共通理解を持ってやりながら、各々の強みを出していけば必ず勝てると思いますし、そこを大事にしながらやっていきたいです。
パワープレーのような展開になってスペースもたくさんあったので、右サイドは連携で崩すことができていたと思います。
ファン・サポーターの皆さんがアウェイにもこれだけ駆けつけてくれて、声援もすごく感じました。もっともっと選手たちがそれに応えられるように頑張っていかなくてはいけないと思いますし、すごく勇気をもらってプレーすることができました。すぐに次の試合が来るので、全員で良い準備をして、必ず勝てるようにやっていきたいです。
前節は最低でも勝点1を持ち帰りたかったですし、勝点3を取れるチャンスはあった試合でした。できた部分が多かった試合でしたが、勝点に変えられていないのが現実です。群馬戦は非常に重要な試合ですし、相手の前節の結果を踏まえれば、相当締まってパワーを持って向かってくると思いますので、勘違いをせずにしっかり戦う部分のベースをもって試合に臨まなければいけません。
様々なシチュエーションがありますが、まずはアウェイでも勝点3を取りに行くことが絶対に必要ですし、オプションも備えて試合に入りたいです。試合展開で計算できるものはありませんので、まずは自分たちが強度の部分でこだわりを持ってプレーしたいです。
当日はビジター席が完売していて大宮サポーターがたくさん来場されると聞いていますので、勝利を喜び合えるように戦います。