大宮
- 81' 泉澤 仁
徳島
- 12' 柿谷 曜一朗
- 21' 森 海渡
- 76' 森 海渡
町田戦は、自分たちがボールを持っていても相手の守備の迫力を感じました。清水戦は、相手の一人ひとりの戦うメンタリティが伝わってきました。そういった守備の迫力や勢いを、自分たちが出していかなくてはいけないと感じています。
なかなか勝てていない状況でプレーが消極的になったり、ゴール前で思い切ってシュートを打てない場面なども少しずつ増えてきていると感じるので、あまり難しく考えすぎずシンプルに、速くポジションを取ること、球際で負けないことなど、すぐ変えられるところからまずやっていかなければいけないと思います。
いまチームとしてやっているサッカー、やりたいサッカーをもっと信じて、自分たちも自信を持ってやり続けることが大事だと思いますし、そのなかで自分たちのアイデアをもっともっと出すことが大事になってくると思うので、それが出しやすいようなポジティブな声かけや雰囲気をピッチのなかで作っていきたいです。
町田戦では少しシンプルに相手の背後を狙っていくことやり続けて、CKやチャンスの場面もい依然よりは増えたと思います。徳島戦でも、いまやっていることを信じてやり続けることで、相手のゴール前に運んで行く回数を増やしたいです。
徳島は良い選手が多いですし、昨シーズン対戦してベスト3に入るぐらい強くて、そこからメンバーもアップデートされている印象なので、やはりJ2はわからないですし、難しいなと思います。
自分たちがボールを持てるときの方が試合に負けていたり、逆に持てないとき方が勝てていたりもします。相手はポゼッションやつなぐことがうまいチームなので、持たせることも良いのかなと思いますし、持たせていると思って試合運びができればと思います。
勝てない状況が続いていますが、試合はすぐ来るので切り替えることが大事ですし、引きずっていてはいけないと思います。忘れてはダメですが、忘れるぐらいの感じで切り替えて次に向けてやっていきたいです。
スターティングメンバー
控えメンバー
監督
スターティングメンバー
控えメンバー
監督
8 | シュート | 15 |
---|---|---|
10 | GK | 14 |
5 | CK | 7 |
5 | 直接FK | 12 |
5 | 間接FK | 1 |
0 | PK | 0 |
主審
副審
副審
第4の審判員
入場者数
天候
ピッチ状態
気温/湿度
HIGHLIGHT
先発メンバーは、前節の町田戦と同じ。初先発で鋭い動きを見せていた大卒ルーキーの室井は2戦連続の先発出場。試合の立ち上がり、室井は前線でボールを呼び込むと、積極的に前を向いてゴールへ仕掛け、奪われても相手GKまで追いかけるプレッシングでチームに勢いを与えた。
しかし、チームとしての守備は機能しなかった。2トップで3バックにうまく制限をかけられず、中盤で守備ブロックを作ったが、前節に続いて幅を広く取る相手に間延びさせられ、後手を踏んだ。2トップの背後を相手のボランチに使われ、遅れて中央を締めに行くとサイドで数的優位を作る相手に主導権を握られる展開になった。
12分、左サイドと中央の間を縦パスで崩されて低いクロスから失点。17分にも右サイドを崩され低いクロスからシュートを打たれたが、ゴールポストに救われた。リードを得た相手に余裕を持ってパスを回され、全体を高い位置に押し上げてプレッシャーをかけに行ったが、今度は22分にロングパス1本で最終ラインの間を襲われ、強烈なミドルシュートをたたき込まれた。
35分に茂木のクロスをアンジェロッティがヘディングで合わせたり、41分に再び左から押し込んで茂木のシュートにつなげるなどしたが、大勢は変わらず前半が終了。
後半は、守備の積極性を高めるとともに、相手の攻撃の起点となっていた中盤の底をケア。守備が改善され、少しずつ敵陣に押し込む時間を増やしていった。相手が守りを固めるなか、サイドを起点に攻撃を展開。
57分、相馬監督が泉澤と今シーズン初出場となる貫を投入すると、すぐに泉澤からの大きなサイドチェンジで揺さぶりにかかる場面があった。少しずつ相手を困らせることができるようになると、68分に石川が敵陣で縦パスを奪い、パスを受けた泉澤が左からドリブル突破で相手をかわして鋭角からシュート。こぼれ球をファーサイドで山崎が押し込みに行ったが、相手に阻まれた。ようやく、初めて訪れた明確なチャンスだった。
70分に富山、大山を投入。76分には貫の縦パスから速攻を仕掛け、小島を経由して泉澤が左からカットインシュートでゴールを狙う良い形があった。しかし、直後の76分、相手GKのロングキックから徳島の森、柿谷の連係で最終ラインの間を引き裂かれて失点。3点目を奪われ、難しい展開となった。
それでも諦めずに敵陣へ押し込み、81分に大山の左CKからゴール前で混戦を生み出すと、ファーサイドへこぼれた球を、守備でも走力を見せていた泉澤が押し込んで1点を返す。反撃の姿勢を示したが、その後も決定機を多く作ることはできず、1-3でタイムアップ。他会場の結果により、降格圏の21位に転落となった。
譲れない一戦であっさりと主導権を握られて敗戦。ゴール裏からはブーイングが飛んだ。岡庭は「やり方云々よりも、表現しないと。やるぞという気持ちがあったはずなのに、それをうまく(プレーで)表現できなかったことが一番の敗因だと思う」ともどかしさと憤りを隠さなかった。
泥沼の6連敗。守備でけん制が効かず、先制を許して焦りが生まれる悪い流れが続いている。次節は、上位争いに食い込もうとしている岡山と対戦する。第16節のいわき戦、第17節の仙台戦までは中3日の3連戦だ。タフな戦いにはなるが、悪い流れを早く止めなければならない。試合の中で出る課題をいかに早く察知し、共有して解決できるかが問われる。
(総評:平野 貴也)
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悪天候のなか、ファン・サポーターの皆さんに集まっていただき、ありがとうございました。
特に前半は非常に悪いゲームになってしまい、本当に申し訳なく思っています。
前半は我々がやろうとしていたことがハマらず、修正できないまま失点して後半を迎える形になってしまいました。非常にもったいなかったと思っています。
後半は少し変えたことで相手陣地でプレーする時間が増えたと思いますが、なかなかゴールをこじ開けることができず、そのなかで3点目を奪われてしまいました。この悪い流れを切らなければいけないと思います。
また短い準備期間のあと、連戦という形になりますが、もう一度しっかりと自分たちの戦い方を定めて、ファイトできる状態、やるぞという状態で選手たちが入れるように僕自身が持っていかなければいけませんし、そこに向けてまた準備したいです。
ここで一つ結果を出して勝利に貢献することと、次につがるプレーをしようと思って試合に臨みました。
右SHの山崎選手はドリブラーで自分で剥がしていくことが得意なので、スペースを与えてどう関わっていくかを考えながらプレーしていました。うまくつなげなかった部分もあったので、そこはこれからもっと合わせていきたいです。
交代で入ったタイミングでは0-2で負けている状態で、勝ちにいくなかで自分が出てすぐ失点する形になってしまったので、そこは改善点です。1点取り返せば何が起こるか分からないので、そこはしっかり考えながら表現できるようにしたいです。
なかなか結果が出ない状況が続いていますが、選手のつながりが1回で終わってしまう場面が多いので、2人目、3人目のプレーのつながりをもっと増やせばボールも回ると思いますし、スペースの共有をもっとできればボールを失う回数も少なくなると思うので、そこは改善が必要だと感じています。
次節からまた連戦になりますが、連戦は総力戦ですし、チーム全員の力が必要になってくると思うので、託された仕事をしっかりこなして、3連戦3連勝できるように頑張っていきたいです。
まずは失点しないことは重要ですし、そのなかで先制点を取らないと、状況的にもメンタル的にも厳しくなってしまうので、しっかり耐えて先制点を取ることが大切だと感じています。もし1点を取られても、そのあと焦れずに追加点を許さなければ、0-1で負けていても終盤で1点を取り返せば流れは変わるので、そこを我慢できるかが課題だと思います。
ベンチから観ていて焦っているようにも感じましたし、失点してメンタル的にガクッと落ちているように見えたので、そこで盛り返していけるように、1点取られたとしても焦らずに戦っていけば、勝点3も取れたと思います。
失点したことによって、前から行った方がいいのか、いままでどおりにした方がいいのかなど、迷っている部分もあったと思うので、試合に出ていないときでも自分が引っ張っていけるようにしたいです。
勝てていない状況ですが、もう1回原点に立ち返って、サッカーの楽しさを思い出して、もっと皆が気持ちよくプレーできるように、チームのなかでも話ができればと思います。少し考えすぎている部分があるのかなとも感じますし、若い選手は特に自分のことだけ考えてプレーしてくれれば良いと思うので、そういった部分もしっかり伝えていきたいです。
しっかり切り替えて、また次の試合に向けて良い練習をして臨みたいです。
前半は守備がうまくハマらなくて、後半は自分とアンジェを縦関係にしたことでハマるようになりましたが、前半のうちからその対応ができていれば、もう少し違う結果になったのかなと思います。
今日はつなぐのか、蹴るのかがはっきりしない部分があって、チームとやりたいことがバラバラになってしまったので、まずはそこをしっかり合わせなくてはいけません。また、失点しても逆転できる力を身につけなければいけないですし、それは前線の選手の役割だと思います。チーム状況が良くなかったとしても自分の良さを出さなければいけないですし、良さを出さなければ勝てないので、切り替えて取り組んでいきたいです。
今日は背後で受けられる場面が少なかったですが、もっと走って90分間でその回数を増やさなければいけませんし、その回数を増やすことでチャンスにつなげていきたいです。
徳島も苦しんでいる状況でシステムが変わったりもしていますが、前節と同じようなゲームにはならないですし、前節はメリハリをつけてポイントを絞って戦えるよう準備しましたが、また違う相手に対してポイントが変わってくると思うので、そこを合わせてスタートから入っていくことが大事だと思っています。
思いを持って、練習場やスタジアムに足を運んで応援してくれるサポーターの皆さんに、しっかりと自分たちの思いと勝利を届けたいです。