明治安田生命J2リーグ 第4節
2018.3.17 [SAT] 16:00
NACK
大宮
- 86' 嶋田 慎太郎
1
-
1
0
前半
0
1
後半
1
金沢
- 77' 宮崎 幾笑
試合経過
メンバー
スターティングメンバー
GK 22 笠原 昂史
DF 13 渡部 大輔
DF 4 山越 康平
DF 2 菊地 光将
DF 5 中村 太亮
MF 17 横谷 繁
71'
MF 8 茨田 陽生
64'
MF 7 三門 雄大
MF 16 マテウス
FW 9 ロビン シモヴィッチ
FW 10 大前 元紀
78'
控えメンバー
GK 21 塩田 仁史
DF 6 河面 旺成
DF 19 奥井 諒
MF 15 大山 啓輔
64'
MF 20 酒井 宣福
MF 39 嶋田 慎太郎
71'
FW 14 清水 慎太郎
78'
監督
石井 正忠
スターティングメンバー
GK 22 田尻 健
DF 16 毛利 駿也
DF 39 庄司 朋乃也
DF 3 作田 裕次
DF 45 沼田 圭悟
MF 7 清原 翔平
76'
MF 33 梅鉢 貴秀
MF 26 藤村 慶太
MF 11 杉浦 恭平
FW 19 垣田 裕暉
87'
FW 29 マラニョン
67'
控えメンバー
GK 1 原田 直樹
DF 13 石田 崚真
DF 27 廣井 友信
MF 6 大橋 尚志
MF 10 宮崎 幾笑
76'
MF 17 加藤 大樹
67'
FW 9 佐藤 洸一
87'
監督
柳下 正明
試合詳細
12 | シュート | 6 |
---|---|---|
8 | GK | 12 |
4 | CK | 0 |
17 | 直接FK | 21 |
2 | 間接FK | 1 |
0 | PK | 0 |
試合データ
主審
谷本 涼
副審
田尻 智計
副審
細尾 基
第4の審判員
塚田 健太
入場者数
7,298人
天候
晴、弱風
ピッチ状態
全面良芝、乾燥
気温/湿度
15.7℃/29%
HIGHLIGHT
勝点1を死守。嶋田の移籍後初ゴールで追いつく
1勝2敗で迎える明治安田J2第4節。前節は、徳島に0−1で敗れている。新加入のGK笠原が再三にわたって好セーブを見せたものの、ゴールをこじ開けることができなかった。ホームでの連敗は許されない。
マテウスの惜しいFKで幕を開けた。キックオフ直後に大前がFKを獲得。ゴールまでの距離およそ30m。キッカーはマテウス。左足で放ったシュートは壁を越えて一直線にゴールへと向かっていった。しかし、ボールはわずかにポストの上。スタンドがどよめきに包まれた。
立ち上がりはアルディージャがペースを握るかに思われた。しかし、金沢にボールを支配される時間が徐々に長くなっていく。守備ではマークのズレがあった。コミュニケーションを欠いたミスもあった。シモヴィッチにくさびを打っても、ボールがつながらない。25分を過ぎる頃までは、金沢に試合を優位に進められていた。
流れを変えたのが三門だ。26分、シモヴィッチが競り合ったボールを拾うと、大前とのワンツーから前線へ突破。体勢を崩して放ったシュートは相手GKに止められたものの、チームに勢いをもたらすプレーだった。
前半最大の決定機が34分だ。ゴール前の混戦から相手がクリアしたボールを茨田が左にはたく。待ち構えていたのはマテウスだった。ペナルティーエリアの角付近からダイレクトで左足を振り抜いた。伸びのあるシュートが惜しくもバーをたたく。その後は一進一退。両者ともにゴールを割ることができず、勝負の行方は後半の45分に委ねられた。
後半の立ち上がりもこう着した状態が続いた。58分には、山越の右斜め後方からのクロスをシモヴィッチが頭で流し、走り込んだ大前がシュート。これは、ゴールマウスをとらえることができない。63分のセットプレーでは、中村が蹴ったボールをシモヴィッチが低い打点で合わせたが、シュートは相手GKの正面を突いた。
ベンチも動く。64分、ボランチを茨田から大山にスイッチ。7分後には横谷に代えて、嶋田をピッチに送り込んだ。77分、ついに均衡が破れる。宮崎にシュートを決められて0−1。苦しい状況に追い込まれた。
アルディージャの反撃はここから始まった。失点直後、大前に代わって清水がピッチに入り、前線を活性化させる。嶋田が大きな仕事を成し遂げた。波状攻撃を仕掛けた86分、相手のクリアボールがペナルティーエリアの外にいたマテウスへ。間髪入れず中央の嶋田に折り返す。これを受けた嶋田がワンタッチで右前方にボールを置くと、利き足とは逆の右足を一閃。矢のようなシュートをゴール左に突き刺した。
まずは追いついた。しかし、ここはホームだ。最後まで勝点3を取りにいった。アディショナルタイムには大きなチャンスもあった。嶋田のクロスに、ゴール前に走り込んだ清水が頭で合わせる。ボールは左に逸れてゴールならず。1−1のまま試合を終えた。
ホームで今シーズン2勝目を挙げることはできなかった。それでも、勝点1は何とか死守した。中3日でしっかり立て直し、次節の熊本戦に向かいたい。
(総評:岩本勝暁/写真:早草紀子)
マテウスの惜しいFKで幕を開けた。キックオフ直後に大前がFKを獲得。ゴールまでの距離およそ30m。キッカーはマテウス。左足で放ったシュートは壁を越えて一直線にゴールへと向かっていった。しかし、ボールはわずかにポストの上。スタンドがどよめきに包まれた。
立ち上がりはアルディージャがペースを握るかに思われた。しかし、金沢にボールを支配される時間が徐々に長くなっていく。守備ではマークのズレがあった。コミュニケーションを欠いたミスもあった。シモヴィッチにくさびを打っても、ボールがつながらない。25分を過ぎる頃までは、金沢に試合を優位に進められていた。
流れを変えたのが三門だ。26分、シモヴィッチが競り合ったボールを拾うと、大前とのワンツーから前線へ突破。体勢を崩して放ったシュートは相手GKに止められたものの、チームに勢いをもたらすプレーだった。
前半最大の決定機が34分だ。ゴール前の混戦から相手がクリアしたボールを茨田が左にはたく。待ち構えていたのはマテウスだった。ペナルティーエリアの角付近からダイレクトで左足を振り抜いた。伸びのあるシュートが惜しくもバーをたたく。その後は一進一退。両者ともにゴールを割ることができず、勝負の行方は後半の45分に委ねられた。
後半の立ち上がりもこう着した状態が続いた。58分には、山越の右斜め後方からのクロスをシモヴィッチが頭で流し、走り込んだ大前がシュート。これは、ゴールマウスをとらえることができない。63分のセットプレーでは、中村が蹴ったボールをシモヴィッチが低い打点で合わせたが、シュートは相手GKの正面を突いた。
ベンチも動く。64分、ボランチを茨田から大山にスイッチ。7分後には横谷に代えて、嶋田をピッチに送り込んだ。77分、ついに均衡が破れる。宮崎にシュートを決められて0−1。苦しい状況に追い込まれた。
アルディージャの反撃はここから始まった。失点直後、大前に代わって清水がピッチに入り、前線を活性化させる。嶋田が大きな仕事を成し遂げた。波状攻撃を仕掛けた86分、相手のクリアボールがペナルティーエリアの外にいたマテウスへ。間髪入れず中央の嶋田に折り返す。これを受けた嶋田がワンタッチで右前方にボールを置くと、利き足とは逆の右足を一閃。矢のようなシュートをゴール左に突き刺した。
まずは追いついた。しかし、ここはホームだ。最後まで勝点3を取りにいった。アディショナルタイムには大きなチャンスもあった。嶋田のクロスに、ゴール前に走り込んだ清水が頭で合わせる。ボールは左に逸れてゴールならず。1−1のまま試合を終えた。
ホームで今シーズン2勝目を挙げることはできなかった。それでも、勝点1は何とか死守した。中3日でしっかり立て直し、次節の熊本戦に向かいたい。
(総評:岩本勝暁/写真:早草紀子)
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選手コメント
DF 2 菊地 光将
勝点3がほしい試合でしたが、引分けに終わってしまい残念です。ホームなので勝点3を取らないといけませんでした。望んでいた結果ではありませんが、連敗を止めたということでは、最低限の結果ではないかなと思います。
金沢にやりにくさはありませんでしたが、追いかける展開になってしまったので、難しい試合になってしまいました。ここから連戦になりますので、切り替えて次に向かってやっていきたいです。
金沢にやりにくさはありませんでしたが、追いかける展開になってしまったので、難しい試合になってしまいました。ここから連戦になりますので、切り替えて次に向かってやっていきたいです。
MF 7 三門 雄大
ここ数試合に比べれば、今日はボールを握れていましたし、攻守ともに悪い感覚はありませんでしたが、ボールを奪い切ること、決め切ること、そういう細かい部分を突き詰めて取り組んでいかないといけません。
最後にシマが決めてくれたことで、最低限の結果を得ることはできましたが、ホームゲームに駆けつけてくれたサポーターの皆さんに勝ち試合を見せられず本当に申し訳ない気持ちです。選手は一丸となって勝利を目指して戦っていきますので、引き続き一緒に戦って後押しをしてくれると嬉しいです。
最後にシマが決めてくれたことで、最低限の結果を得ることはできましたが、ホームゲームに駆けつけてくれたサポーターの皆さんに勝ち試合を見せられず本当に申し訳ない気持ちです。選手は一丸となって勝利を目指して戦っていきますので、引き続き一緒に戦って後押しをしてくれると嬉しいです。
FW 9 ロビン シモヴィッチ
得点を取ることができれば良いのですが、私たちにとって難しい試合が続いています。ただ、今日の後半のようなサッカーができると良い結果がついてくると思います。後半に入ってからは、数多くボールに触ることができましたし、チームにチャンスも生まれていたと思います。
ここまでの戦いでは勝点を取るべきところで取れていません。次の試合まで時間はありませんが、しっかり練習をして勝点を重ねられるようにしたいと思います。
ここまでの戦いでは勝点を取るべきところで取れていません。次の試合まで時間はありませんが、しっかり練習をして勝点を重ねられるようにしたいと思います。
DF 13 渡部 大輔
立ち上がりに気をつけて、ゲームに入りました。悪くはありませんでしたが、まだまだ自分たちのサッカーができていない部分もあったと思います。後半に入ってからは相手の足が止まってきたこともあってボールを動かせる展開になりましたが、相手のプレッシャーがある中でも、短いパスとロングボールをうまく使い分けてやっていければ良かったです。
3連戦の初戦を勝利でスタートしたかったですが、この勝点1を次につなげて、この後の試合で勝利を積み重ねていきたいです。
3連戦の初戦を勝利でスタートしたかったですが、この勝点1を次につなげて、この後の試合で勝利を積み重ねていきたいです。
内容としては、先週の徳島戦よりも攻守においてある程度イメージしていたことができたのですが、前半は今日も自分たちからボールを失ってしまうシーンが多かったと感じています。
後半にある程度修正できた部分はありましたが、先制されてしまい追いかける状況になってしまった点は、修正しないといけないと思います。
同点に追いついたあと、もう1点を取ってしっかり勝点3を積み重ねたかったのですが、それができず残念です。
今日もたくさんのファン・サポーターの皆さまが来てくれましたし、そういった人たちのためにも勝点3を取って、勝ち試合を見せて、帰ってもらいたかったです。
ここから2連戦になりますので、しっかり切り替えて、次に向かっていくしかないと思っています。