明治安田生命J2リーグ 第27節
2018.8.4 [SAT] 18:00
味スタ
東京V
- 12' アラン ピニェイロ
- 45+3' ドウグラス ヴィエイラ
2
-
1
2
前半
0
0
後半
1
大宮
- 71' 三門 雄大
試合経過
メンバー
スターティングメンバー
GK 21 上福元 直人
DF 23 田村 直也
DF 3 井林 章
DF 4 畠中 槙之輔
DF 24 奈良輪 雄太
MF 8 内田 達也
MF 33 渡辺 皓太
81'
MF 38 梶川 諒太
FW 35 藤本 寛也
FW 7 アラン ピニェイロ
35'
FW 9 ドウグラス ヴィエイラ
83'
控えメンバー
GK 1 柴崎 貴広
DF 5 平 智広
MF 16 佐藤 優平
MF 17 李 栄直
81'
MF 20 井上 潮音
FW 6 泉澤 仁
35'
FW 11 林 陵平
83'
監督
ロティーナ
スターティングメンバー
GK 22 笠原 昂史
DF 20 酒井 宣福
DF 4 山越 康平
DF 3 河本 裕之
DF 6 河面 旺成
MF 39 嶋田 慎太郎
54'
MF 15 大山 啓輔
68'
MF 7 三門 雄大
MF 8 茨田 陽生
81'
FW 28 富山 貴光
FW 10 大前 元紀
控えメンバー
GK 21 塩田 仁史
DF 50 畑尾 大翔
DF 19 奥井 諒
MF 17 横谷 繁
81'
MF 16 マテウス
54'
FW 11 マルセロ トスカーノ
68'
FW 9 ロビン シモヴィッチ
監督
石井 正忠
試合詳細
13 | シュート | 9 |
---|---|---|
8 | GK | 4 |
10 | CK | 5 |
10 | 直接FK | 6 |
1 | 間接FK | 1 |
0 | PK | 0 |
試合データ
主審
柿沼 亨
副審
日比野 真
副審
阿部 将茂
第4の審判員
俵 元希
入場者数
5,350人
天候
晴、弱風
ピッチ状態
全面良芝、乾燥
気温/湿度
29.7℃/69%
HIGHLIGHT
三門の移籍後初ゴールも反撃及ばず。勝点奪取ならず
負のスパイラルは断ち切ったはずだった。前節・熊本戦で鮮やかな逆転勝利を奪い、連敗を2で止めている。しかし、明治安田J2第27節、東京Vとのアウェイゲームは1-2で敗戦。前節の勝利でつかんだ勢いを継続することはできなかった。
アルディージャが攻め、東京Vが守る。立ち上がりは、多くの時間を相手陣内で過ごした。積極的にプレスを掛け、ボールを奪った高い位置から攻撃を仕掛ける。7分には、ペナルティーエリアの外でこぼれ球に反応した三門がミドルシュート。相手DFに弾かれたものの、スローインから大きなチャンスをつかむ。右サイドに流れた富山にボールが入ると、グラウンダーのクロス。ダイレクトで合わせた大前のシュートは、クロスバーを越えていった。
失点はわずかな隙から生まれた。12分。左サイドを突かれると、アラン ピニェイロにゴールを決められる。その後も守る時間が続いた。「試合の入りは良かったが、失点してからは守備の選手も前に行かなければいけなくなった。その状態から、サイドを突かれてしまった」と大山は振り返る。
23分に飲水タイムが入り、その後はこう着状態が続いた。アディショナルタイムも間もなく2分が過ぎようとしていた頃だ。交代で入った泉澤が中盤の空いたスペースに入ってきた。ワンツーの折り返しを受けてシュート。ふわりと浮いたボールは、ドウグラス ヴィエイラの頭をかすめてゴールに吸い込まれていく。アンラッキーな面もあったが、2点のビハインドで前半を折り返した。
後半もアルディージャは積極的に前に出た。ゴール前に行くまでの過程は決して悪くない。守備では相手のミドルシュートをGK笠原がファインセーブで防いだ。セットプレーのピンチもゴール前にブロックを築いて守り切った。
54分、ベンチが動く。右サイドハーフにマテウスを投入し、攻撃のリズムを変えた。56分にはマテウスがカットインからシュート、60分にも中に入ったマテウスが相手の意表を突いてループシュートを放つ。いずれもゴールマウスをとらえることができなかったが、アルディージャが追い風を感じながらゲームを進めていた。
68分には、大山に代わってマルセロがピッチに入った。そのマルセロは右サイドへ。マテウスが左サイドハーフに入り、茨田と三門がボランチを組んだ。すぐに効果が表れた。アルディージャが目の覚めるようなカウンターからゴールを決めたのだ。
始まりは相手のCKだった。ゴール前に上がったボールをGK笠原がパンチング。セカンドボールをマルセロが拾い、左サイドの茨田に素早く展開。スルーパスに反応したのは、ディフェンスラインの裏を突いたマテウスだ。「マテウスのスピードを生かせるパスをタイミング良く出せた」と茨田。落ち着いて逆サイドを確認したマテウスがパスを出す。「仲間を信じて走った」という三門の移籍後初ゴールで、ついに1点差に迫った。
残り時間が10分を切り、ベンチが3枚目のカードを切った。茨田に代えて横谷を投入。3バックに切り替えて、酒井を一つ前に押し上げた。マルセロも中に絞って高い位置を取る。アルディージャの波状攻撃が続いた。しかし、セットプレーのチャンスも相手の高い壁に跳ね返された。最後までゴールを割ることができず、1-2のまま試合を終えた。
悔しい敗戦になった。結果的に前半の失点が最後まで響いた。石井監督も試合後の記者会見で「前半に2失点してしまい、そこから巻き返すのは難しかった。もう一度、守備を整理したい」と振り返っている。次節は愛媛FCとのアウェイゲームだ。巻き返す時間は、十分にある。
(総評:岩本勝暁/写真:高須力)
アルディージャが攻め、東京Vが守る。立ち上がりは、多くの時間を相手陣内で過ごした。積極的にプレスを掛け、ボールを奪った高い位置から攻撃を仕掛ける。7分には、ペナルティーエリアの外でこぼれ球に反応した三門がミドルシュート。相手DFに弾かれたものの、スローインから大きなチャンスをつかむ。右サイドに流れた富山にボールが入ると、グラウンダーのクロス。ダイレクトで合わせた大前のシュートは、クロスバーを越えていった。
失点はわずかな隙から生まれた。12分。左サイドを突かれると、アラン ピニェイロにゴールを決められる。その後も守る時間が続いた。「試合の入りは良かったが、失点してからは守備の選手も前に行かなければいけなくなった。その状態から、サイドを突かれてしまった」と大山は振り返る。
23分に飲水タイムが入り、その後はこう着状態が続いた。アディショナルタイムも間もなく2分が過ぎようとしていた頃だ。交代で入った泉澤が中盤の空いたスペースに入ってきた。ワンツーの折り返しを受けてシュート。ふわりと浮いたボールは、ドウグラス ヴィエイラの頭をかすめてゴールに吸い込まれていく。アンラッキーな面もあったが、2点のビハインドで前半を折り返した。
後半もアルディージャは積極的に前に出た。ゴール前に行くまでの過程は決して悪くない。守備では相手のミドルシュートをGK笠原がファインセーブで防いだ。セットプレーのピンチもゴール前にブロックを築いて守り切った。
54分、ベンチが動く。右サイドハーフにマテウスを投入し、攻撃のリズムを変えた。56分にはマテウスがカットインからシュート、60分にも中に入ったマテウスが相手の意表を突いてループシュートを放つ。いずれもゴールマウスをとらえることができなかったが、アルディージャが追い風を感じながらゲームを進めていた。
68分には、大山に代わってマルセロがピッチに入った。そのマルセロは右サイドへ。マテウスが左サイドハーフに入り、茨田と三門がボランチを組んだ。すぐに効果が表れた。アルディージャが目の覚めるようなカウンターからゴールを決めたのだ。
始まりは相手のCKだった。ゴール前に上がったボールをGK笠原がパンチング。セカンドボールをマルセロが拾い、左サイドの茨田に素早く展開。スルーパスに反応したのは、ディフェンスラインの裏を突いたマテウスだ。「マテウスのスピードを生かせるパスをタイミング良く出せた」と茨田。落ち着いて逆サイドを確認したマテウスがパスを出す。「仲間を信じて走った」という三門の移籍後初ゴールで、ついに1点差に迫った。
残り時間が10分を切り、ベンチが3枚目のカードを切った。茨田に代えて横谷を投入。3バックに切り替えて、酒井を一つ前に押し上げた。マルセロも中に絞って高い位置を取る。アルディージャの波状攻撃が続いた。しかし、セットプレーのチャンスも相手の高い壁に跳ね返された。最後までゴールを割ることができず、1-2のまま試合を終えた。
悔しい敗戦になった。結果的に前半の失点が最後まで響いた。石井監督も試合後の記者会見で「前半に2失点してしまい、そこから巻き返すのは難しかった。もう一度、守備を整理したい」と振り返っている。次節は愛媛FCとのアウェイゲームだ。巻き返す時間は、十分にある。
(総評:岩本勝暁/写真:高須力)
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選手コメント
DF 6 河面 旺成
ヴェルディは後ろからしっかり組み立ててきますし、一度ワイドに開いた選手に預けた後に、シャドーの選手が走り込んでくることに気をつけていましたが、間にボールを入れられてしまい、うまくプレッシャーをかけられませんでした。
試合に使ってもらっているからには、自分のプレーで今の厳しい状況を打開できるように、意識を高く持って取り組んでいきたいです。応援してくれる皆さんの声援を力に変えて戦っていきたいです。
試合に使ってもらっているからには、自分のプレーで今の厳しい状況を打開できるように、意識を高く持って取り組んでいきたいです。応援してくれる皆さんの声援を力に変えて戦っていきたいです。
MF 17 横谷 繁
ベンチから見ていて全体的に動きが止まっていたので、動き出すことで生まれたスペースを使えると良いと思っていました。外に開いたマテウスの特長を生かすことと、ツートップの裏への抜け出しにパスを通すことを狙っていました。
勝点を積み重ねることができず、より厳しい状況になりましたが、気持ちを切り替えて、もう一度顔を上げて戦わないといけないと思いますし、サポーターの皆さんの声援に結果を出してこたえたいです。
勝点を積み重ねることができず、より厳しい状況になりましたが、気持ちを切り替えて、もう一度顔を上げて戦わないといけないと思いますし、サポーターの皆さんの声援に結果を出してこたえたいです。
MF 39 嶋田 慎太郎
立ち上がりは良い流れだったと思いますが、先制点を許してしまい、さらに前半の終了間際に追加点を奪われたことが痛かったです。
久しぶりのスタメン出場でしたから、仕掛けるプレーやスルーパスといった自分の持ち味を出したかったですが、守備に回る時間も長く、得点につながるプレーを見せることができませんでした。チームが勝利するために、また練習からしっかり取り組んでいければと思います。
久しぶりのスタメン出場でしたから、仕掛けるプレーやスルーパスといった自分の持ち味を出したかったですが、守備に回る時間も長く、得点につながるプレーを見せることができませんでした。チームが勝利するために、また練習からしっかり取り組んでいければと思います。
今日は暑い中、スタジアム全体の約3分の1という多くの大宮のファン・サポーターの方が、味の素スタジアムまで応援に来てくださったにもかかわらず、皆さんの前で残念な試合を見せてしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいです。