明治安田生命J2リーグ 第32節
2018.9.19 [WED] 19:00
中銀スタ
甲府
- 69' 佐藤 和弘
1
-
0
0
前半
0
1
後半
0
大宮
試合経過
メンバー
スターティングメンバー
GK 23 岡 大生
DF 18 道渕 諒平
DF 34 今津 佑太
DF 22 小出 悠太
DF 6 エデル リマ
DF 30 清水 航平
80'
MF 7 堀米 勇輝
63'
MF 40 小椋 祥平
MF 26 佐藤 和弘
MF 24 曽根田 穣
FW 17 金園 英学
控えメンバー
GK 31 岡西 宏祐
DF 3 ビョン ジュンボン
80'
DF 4 山本 英臣
MF 5 窪田 良
MF 19 小塚 和季
63'
MF 28 橋爪 勇樹
FW 11 ジエゴ
監督
上野 展裕
スターティングメンバー
GK 21 塩田 仁史
DF 20 酒井 宣福
DF 3 河本 裕之
DF 50 畑尾 大翔
DF 6 河面 旺成
MF 24 ダビド バブンスキー
67'
MF 15 大山 啓輔
MF 7 三門 雄大
84'
MF 16 マテウス
FW 28 富山 貴光
70'
FW 10 大前 元紀
控えメンバー
GK 22 笠原 昂史
DF 4 山越 康平
DF 13 渡部 大輔
MF 17 横谷 繁
84'
MF 39 嶋田 慎太郎
67'
MF 33 奥抜 侃志
FW 14 清水 慎太郎
70'
監督
石井 正忠
試合詳細
11 | シュート | 8 |
---|---|---|
8 | GK | 12 |
2 | CK | 4 |
6 | 直接FK | 15 |
3 | 間接FK | 1 |
0 | PK | 0 |
試合データ
主審
笠原 寛貴
副審
篠藤 巧
副審
赤阪 修
第4の審判員
田中 玲匡
入場者数
5,631人
天候
晴、弱風
ピッチ状態
全面良芝、乾燥
気温/湿度
24.5℃/52%
HIGHLIGHT
前半の好機を決め切れず。僅差の敗戦で3連勝を逃す
甲府のルヴァンカップ準々決勝進出により、未消化となっていた明治安田J2第32節である。ともに中3日で迎える一戦だ。
布陣は前節とほぼ変わらず、バブンスキーが2試合連続でスタメンに名を連ねる。出場停止明けの大山が、三門とボランチを組む。なお、この試合は茨田が累積警告で出場停止だ。
開始早々にピンチを招いた。4分、畑尾と河面の間を、堀米に抜け出されてしまう。GK塩田もかわされたが、勢いのないシュートをカバーに戻った畑尾がクリアした。
その後は一進一退の攻防となる。左サイドハーフのマテウスにボールが渡ることが多く、彼の推進力を生かして相手ゴールへ迫っていくが、フィニッシュへ持ち込むことはできない。
逆に甲府にシュートを打たれる場面が続くが、ペナルティーエリア内への侵入は許さず、コースも限定できていることで、先制点は与えない。
この試合最初の決定機は28分だった。マテウスがディフェンスラインの間へスルーパスを通すと、富山が絶妙なタイミングで走り込む。ワンタッチの右足シュートでゴールを狙うが、惜しくも相手GKの正面を突いてしまった。
31分にはバブンスキーが球際で粘り、2対2の局面になる。しかし、バブンスキーから大前へのパスはつながらない。
前半の残り時間は、我慢の展開となった。堀米を中心とした甲府にボールを握られるが、失点は許さずに前半を0-0で終えた。
後半開始とともに、バブンスキーとマテウスが立ち位置を入れ替える。「早いテンポでボールを動かし、自分たちがボールを持つ時間を長くしよう」というハーフタイムの石井監督の指示どおりに、チームは勢いを持ってゲームに入っていく。
49分、酒井のクロスを富山が胸で落とし、大前が右足ボレーを浴びせる。しかし、ホームの甲府も必死だ。拮抗した展開が続く。
石井監督が最初の交代カードを切ったのは67分だった。バブンスキーが退き、嶋田が送り出される。嶋田は右サイドに入り、マテウスは左サイドへ戻る。
69分、予期せぬ形でゴールを割られる。アルディージャの右サイドでパスをつながれ、ペナルティーエリア内からのクロスが河本に当たり、GK塩田の逆を突いてニアサイドを抜かれてしまった。
石井監督がすぐに動く。70分、富山に代えて清水を投入する。73分、マテウスのクロスを大前、清水が頭でつなぎ、最後は大前が振り向きざまに左足シュートを放つ。
ビハインドをはね返すために、アルディージャは攻撃に人数をかける。ボランチも高い位置を取り、ボールを失ったらすぐに相手陣内で取り返そうとする。
81分、大山の右CKを清水がニアサイドで収め、至近距離から右足を振り抜く。しかし、惜しくもゴール右へ逸れる。82分、酒井がディフェンスラインの背後へパスを通し、大前が飛び出す。これは飛び出した相手GKに処理されてしまう。
84分、三門に代わって横谷がピッチに立つ。ピッチの幅を生かしてボールを動かすが、ゴール前に人数をかける相手守備陣のバランスはなかなか崩れない。
90分、清水がヘディングですらしたボールを、大前が左足ボレーで狙う。やや強引な一撃は、枠を捕らえることができない。3分のアディショナルタイムを経て試合終了のホイッスルが鳴り響き、0-1で敗れた。
「選手はハードワークしてくれたし、前半からチャンスも作ってくれた。失点はアンラッキーだったが、自分たちが決め切らないとこういう試合になってしまう」とは、試合後の石井監督である。
日曜日には再び中3日でアウェイゲームに臨む。限られた時間の中で準備を尽くし、勝点3奪取へ向かっていきたい。
(総評:戸塚啓/写真:早草紀子)
布陣は前節とほぼ変わらず、バブンスキーが2試合連続でスタメンに名を連ねる。出場停止明けの大山が、三門とボランチを組む。なお、この試合は茨田が累積警告で出場停止だ。
開始早々にピンチを招いた。4分、畑尾と河面の間を、堀米に抜け出されてしまう。GK塩田もかわされたが、勢いのないシュートをカバーに戻った畑尾がクリアした。
その後は一進一退の攻防となる。左サイドハーフのマテウスにボールが渡ることが多く、彼の推進力を生かして相手ゴールへ迫っていくが、フィニッシュへ持ち込むことはできない。
逆に甲府にシュートを打たれる場面が続くが、ペナルティーエリア内への侵入は許さず、コースも限定できていることで、先制点は与えない。
この試合最初の決定機は28分だった。マテウスがディフェンスラインの間へスルーパスを通すと、富山が絶妙なタイミングで走り込む。ワンタッチの右足シュートでゴールを狙うが、惜しくも相手GKの正面を突いてしまった。
31分にはバブンスキーが球際で粘り、2対2の局面になる。しかし、バブンスキーから大前へのパスはつながらない。
前半の残り時間は、我慢の展開となった。堀米を中心とした甲府にボールを握られるが、失点は許さずに前半を0-0で終えた。
後半開始とともに、バブンスキーとマテウスが立ち位置を入れ替える。「早いテンポでボールを動かし、自分たちがボールを持つ時間を長くしよう」というハーフタイムの石井監督の指示どおりに、チームは勢いを持ってゲームに入っていく。
49分、酒井のクロスを富山が胸で落とし、大前が右足ボレーを浴びせる。しかし、ホームの甲府も必死だ。拮抗した展開が続く。
石井監督が最初の交代カードを切ったのは67分だった。バブンスキーが退き、嶋田が送り出される。嶋田は右サイドに入り、マテウスは左サイドへ戻る。
69分、予期せぬ形でゴールを割られる。アルディージャの右サイドでパスをつながれ、ペナルティーエリア内からのクロスが河本に当たり、GK塩田の逆を突いてニアサイドを抜かれてしまった。
石井監督がすぐに動く。70分、富山に代えて清水を投入する。73分、マテウスのクロスを大前、清水が頭でつなぎ、最後は大前が振り向きざまに左足シュートを放つ。
ビハインドをはね返すために、アルディージャは攻撃に人数をかける。ボランチも高い位置を取り、ボールを失ったらすぐに相手陣内で取り返そうとする。
81分、大山の右CKを清水がニアサイドで収め、至近距離から右足を振り抜く。しかし、惜しくもゴール右へ逸れる。82分、酒井がディフェンスラインの背後へパスを通し、大前が飛び出す。これは飛び出した相手GKに処理されてしまう。
84分、三門に代わって横谷がピッチに立つ。ピッチの幅を生かしてボールを動かすが、ゴール前に人数をかける相手守備陣のバランスはなかなか崩れない。
90分、清水がヘディングですらしたボールを、大前が左足ボレーで狙う。やや強引な一撃は、枠を捕らえることができない。3分のアディショナルタイムを経て試合終了のホイッスルが鳴り響き、0-1で敗れた。
「選手はハードワークしてくれたし、前半からチャンスも作ってくれた。失点はアンラッキーだったが、自分たちが決め切らないとこういう試合になってしまう」とは、試合後の石井監督である。
日曜日には再び中3日でアウェイゲームに臨む。限られた時間の中で準備を尽くし、勝点3奪取へ向かっていきたい。
(総評:戸塚啓/写真:早草紀子)
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選手コメント
FW 10 大前 元紀
今日は、チームとして良いポジショニングでボールを持てる時間が少なかったですが、苦しい展開の中で得点が取れていないのは責任を感じます。残り9試合の中で、悔しい気持ちを結果につなげていきたいです。
ファン・サポーターの皆さんの自分に対する声援や期待は感じていますし、点を取るべき選手が取らないと試合には勝てないと思います。中3日で讃岐戦が来るので時間は短いですが、良い準備をして3連戦の最後を勝利で締めたいと思います。
ファン・サポーターの皆さんの自分に対する声援や期待は感じていますし、点を取るべき選手が取らないと試合には勝てないと思います。中3日で讃岐戦が来るので時間は短いですが、良い準備をして3連戦の最後を勝利で締めたいと思います。
MF 15 大山 啓輔
選手だけでなく、チーム全体が今日の試合の重要性を理解していました。ファン・サポーターの皆さんも同じように感じていたからこそ、試合前や試合後も含めて、いつも以上の声援を送ってくださったのだと思います。守備では、ボールに対して効果的にプレッシャーを掛けられず、相手に自由に持たせてしまいました。
今日の結果に関して、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。しっかりと次に向かっていき、最後まであきらめずに戦いたいです。
今日の結果に関して、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。しっかりと次に向かっていき、最後まであきらめずに戦いたいです。
MF 20 酒井 宣福
相手に主導権を握られながらも、前半は耐えることができたので、チャンスが来ると思っていましたが、結果的には耐えきれずに悔しいです。サイドで複数の選手が絡んできた際の対応がはっきりできなかった点や、何度か背後を取られてしまった点など、多くの課題が出てしまったと感じています。
しかし、残り9試合、やるしかありません。優勝という目標は変わりませんし、自分たちのできることを最大限やり続けたいと思います。
しかし、残り9試合、やるしかありません。優勝という目標は変わりませんし、自分たちのできることを最大限やり続けたいと思います。
今日も甲府まで非常に多くのサポーターの皆さんが来てくれました。声援を送ってくれた皆さんと一緒に喜ぶことができなくて、残念な気持ちでいっぱいです。非常に悔しい敗戦になりましたが、次の試合が中3日でありますので、切り替えてやっていきたいと思います。