明治安田生命J2リーグ 第11節
2019.4.28 [SUN] 15:00
フクアリ
千葉
0
-
0
0
前半
0
0
後半
0
大宮
試合経過
メンバー
スターティングメンバー
GK 23 佐藤 優也
DF 2 ゲリア
75'
DF 17 新井 一耀
DF 5 増嶋 竜也
DF 4 エベルト
MF 8 堀米 勇輝
63'
MF 18 熊谷 アンドリュー
MF 20 矢田 旭
MF 13 為田 大貴
FW 22 工藤 浩平
87'
FW 21 アラン ピニェイロ
控えメンバー
GK 1 鈴木 椋大
DF 16 鳥海 晃司
DF 49 下平 匠
DF 28 乾 貴哉
87'
MF 25 茶島 雄介
63'
FW 11 佐藤 寿人
FW 10 船山 貴之
75'
監督
江尻 篤彦
スターティングメンバー
GK 1 笠原 昂史
DF 19 奥井 諒
DF 50 畑尾 大翔
DF 3 河本 裕之
71'
DF 6 河面 旺成
MF 15 大山 啓輔
MF 5 石川 俊輝
MF 8 茨田 陽生
MF 20 酒井 宣福
46*'
FW 22 フアンマ デルガド
FW 10 大前 元紀
80'
控えメンバー
GK 21 塩田 仁史
DF 2 菊地 光将
46*'
DF 17 中村 太亮
71'
MF 26 小島 幹敏
MF 11 ダヴィッド バブンスキー
80'
FW 28 富山 貴光
FW 9 ロビン シモヴィッチ
監督
高木 琢也
試合詳細
7 | シュート | 14 |
---|---|---|
14 | GK | 5 |
3 | CK | 4 |
6 | 直接FK | 19 |
4 | 間接FK | 2 |
0 | PK | 0 |
試合データ
主審
家本 政明
副審
村井 良輔
副審
渡辺 康太
第4の審判員
辛島 宗烈
入場者数
13,656人
天候
晴、弱風
ピッチ状態
全面良芝、乾燥
気温/湿度
16.6℃/38%
HIGHLIGHT
アウェイで勝点1獲得、連勝ストップも7戦負けなし
5連勝で迎える明治安田J2第11節は、千葉とのアウェイゲームだ。アウェイサポーター席は、オレンジに染まり、アウェイとは思えぬ声量で選手を後押しした。世間は、前日から10連休のゴールデンウィークに突入した。良い気分で連休を過ごすためにも、さらに勝利を積み上げたいところだ。
試合は、非常にスリリングな展開で始まった。開始1分、大前がフアンマとのワンツーでシュートチャンスを作り出し、いきなりゴールを狙った。逆に4分には相手の左CKから、クロスバー直撃のボレーシュートを打たれてヒヤリとさせられた。
10分過ぎからは、相手陣内に押し込む場面が増えた。最終ラインから中盤にボールを入れると、千葉は積極的に寄せてくる。その背後を突くパスが効果的だった。フアンマが何度も空いているスペースに動き、ボールを呼び込んだ。
23分、奥井の横パスからフアンマが惜しいシュートを放った。29分には右からのクロスを逆サイドで受けた酒井がパワフルなボレーシュート。相手ゴールを脅かした。
ただし、石川が「もう少し自分のところから展開したかった。(前に)早く入れ過ぎたところもあり、せっかく押し込んでも、裏を狙ったパスが相手に引っかかる場面があって、もっと通しやすくできたかなと思う」と話すように、30分過ぎからは攻め急いでミスが生まれる場面もあり、ショートカウンターの打ち合いで、どちらのペースとも言えなくなった。
酒井に代えて菊地が投入された後半は、河面が左のウイングバックに入った。52分、大山のスルーパスで左サイドを抜け出した河面のラストパスを大前が狙った。61分には、フアンマのポストプレーから大前がクロスバー直撃のシュート。続けて左CKから菊地が打点の高いヘディングシュートを放った。
71分にセットプレーで攻撃参加した河本が負傷したが、高木監督は河面を最終ラインに戻し、左に中村を投入した。疲労の見える時間帯になると、相手に押し込まれる場面もあったが、フアンマがドリブルで押し返した。76分、中盤でボールを奪った石川のパスに走り込んだ茨田がシュートを狙ったが、クロスバーに阻まれた。
終盤は、相手のパワープレーを菊地が跳ね返し続けた。最後は、中村のFKから畑尾がシュートを狙ったが、惜しくも外れてタイムアップとなった。
連勝は止まったが、好内容だった。茨田は「アクシデントによるポジション変更や交代もあった中、アウェイで勝点1を取れた。次に進める引き分け。前節で得点できて、取り続けたいと思っていたので、個人的には決め切れずに悔しかった。でも、良い流れは止まっていないと思うので、続けていきたい」と前を向いた。
高木監督が記者会見で「後悔してはいけない、反省は必要だけど」と話した言葉が重要だ。次戦は、5月4日(土祝)に愛媛をホームに迎える。難しい試合を勝ち切るために、チームはさらに前進する。
(総評:平野貴也/写真:早草紀子)
試合は、非常にスリリングな展開で始まった。開始1分、大前がフアンマとのワンツーでシュートチャンスを作り出し、いきなりゴールを狙った。逆に4分には相手の左CKから、クロスバー直撃のボレーシュートを打たれてヒヤリとさせられた。
10分過ぎからは、相手陣内に押し込む場面が増えた。最終ラインから中盤にボールを入れると、千葉は積極的に寄せてくる。その背後を突くパスが効果的だった。フアンマが何度も空いているスペースに動き、ボールを呼び込んだ。
23分、奥井の横パスからフアンマが惜しいシュートを放った。29分には右からのクロスを逆サイドで受けた酒井がパワフルなボレーシュート。相手ゴールを脅かした。
ただし、石川が「もう少し自分のところから展開したかった。(前に)早く入れ過ぎたところもあり、せっかく押し込んでも、裏を狙ったパスが相手に引っかかる場面があって、もっと通しやすくできたかなと思う」と話すように、30分過ぎからは攻め急いでミスが生まれる場面もあり、ショートカウンターの打ち合いで、どちらのペースとも言えなくなった。
酒井に代えて菊地が投入された後半は、河面が左のウイングバックに入った。52分、大山のスルーパスで左サイドを抜け出した河面のラストパスを大前が狙った。61分には、フアンマのポストプレーから大前がクロスバー直撃のシュート。続けて左CKから菊地が打点の高いヘディングシュートを放った。
71分にセットプレーで攻撃参加した河本が負傷したが、高木監督は河面を最終ラインに戻し、左に中村を投入した。疲労の見える時間帯になると、相手に押し込まれる場面もあったが、フアンマがドリブルで押し返した。76分、中盤でボールを奪った石川のパスに走り込んだ茨田がシュートを狙ったが、クロスバーに阻まれた。
終盤は、相手のパワープレーを菊地が跳ね返し続けた。最後は、中村のFKから畑尾がシュートを狙ったが、惜しくも外れてタイムアップとなった。
連勝は止まったが、好内容だった。茨田は「アクシデントによるポジション変更や交代もあった中、アウェイで勝点1を取れた。次に進める引き分け。前節で得点できて、取り続けたいと思っていたので、個人的には決め切れずに悔しかった。でも、良い流れは止まっていないと思うので、続けていきたい」と前を向いた。
高木監督が記者会見で「後悔してはいけない、反省は必要だけど」と話した言葉が重要だ。次戦は、5月4日(土祝)に愛媛をホームに迎える。難しい試合を勝ち切るために、チームはさらに前進する。
(総評:平野貴也/写真:早草紀子)
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選手コメント
MF 15 大山 啓輔
チャンスもピンチもあった中で、全員で身体を張って守ることができて良かったです。ちょっとツキもなくて得点できず、負けに等しい悔しさを感じています。これまでは内容が良くない中でも勝点を取ってきたので、内容が良い試合でしっかり勝つことが重要ですし、次から勝ち続けていけるかが大事になってきます。町田戦に続き、今日もホームかと思うような大声援で、試合前から心強さを感じました。
試合後もポジティブな雰囲気を作ってくれましたし、皆さんの期待に応えられるように、ホームに帰って一緒に勝利をつかみたいと思います。
試合後もポジティブな雰囲気を作ってくれましたし、皆さんの期待に応えられるように、ホームに帰って一緒に勝利をつかみたいと思います。
DF 17 中村 太亮
久しぶりのプレーでしたが、フクアリは本当に良い雰囲気だとあらためて感じました。一番好きなスタジアムの一つです。
後半途中からの突然の出場でしたが、まずは落ち着いて入ることと、守備の意識を持つことを頭に入れていました。その上で自分の良さをしっかりと出すために、後ろ向きではなく前向きのプレーを増やして、味方の良い部分を引き出したいと考えていました。もっと決定機を作り出せれば良かったですが、練習からまた良い準備をした上で、リラックスしてピッチに立ちたいと思います。
後半途中からの突然の出場でしたが、まずは落ち着いて入ることと、守備の意識を持つことを頭に入れていました。その上で自分の良さをしっかりと出すために、後ろ向きではなく前向きのプレーを増やして、味方の良い部分を引き出したいと考えていました。もっと決定機を作り出せれば良かったですが、練習からまた良い準備をした上で、リラックスしてピッチに立ちたいと思います。
DF 19 奥井 諒
同じシステムで自分のマークが明確だったので、まずは対面の相手に負けないことを大事にしました。千葉は個人の能力が高く、少しボールを持たれる時間があった中で、チーム全体として守備がフワッとしていた部分があったかもしれません。攻撃では、互いの距離感をもう少しコンパクトにできれば良かったです。6連勝はできませんでしたが、7試合負けなしということをポジティブにとらえたいです。
愛媛は絶対に侮れない相手ですし、次が大事な試合になるので、ホームで勝てるように良い準備をしていきたいです。
愛媛は絶対に侮れない相手ですし、次が大事な試合になるので、ホームで勝てるように良い準備をしていきたいです。
ゲームに関しては前でセカンドボールを取り合いながらという部分と、比較的サイドの狙いは持てたのですが、後半に相手の工藤選手がかなりボールを受けにくる中で、少しペースを握られてしまいました。ただ、それが長い時間続いたわけではなく、うまく対応はできたと思います。
最後は相手もパワープレーに出てきて、長いアディショナルタイムの中でも集中を切らさずに得点を与えなかったこと、また我々も点を取りに行けたということも、選手たちの成長や次のゲームにつなげられる部分ですし、7分間のアディショナルタイムはよく頑張ってくれたと思っています。