明治安田生命J2リーグ 第9節
2021.4.21 [WED] 19:00
ヤマハ
磐田
- 11' 大津 祐樹
- 76' ルキアン
- 81' 山田 大記
3
-
2
1
前半
1
2
後半
1
大宮
- 6' 中野 誠也
- 71' ネルミン ハスキッチ
試合経過
メンバー
スターティングメンバー
GK 36 三浦 龍輝
DF 3 大井 健太郎
DF 17 鈴木 雄斗
DF 22 中川 創
MF 2 今野 泰幸
65'
MF 8 大森 晃太郎
65'
MF 10 山田 大記
MF 14 松本 昌也
MF 23 山本 康裕
FW 4 大津 祐樹
74'
FW 11 ルキアン
86'
控えメンバー
GK 1 八田 直樹
DF 25 森岡 陸
MF 13 藤川 虎太朗
74'
MF 15 伊藤 洋輝
65'
MF 28 鹿沼 直生
65'
FW 9 小川 航基
86'
FW 19 三木 直土
監督
鈴木 政一
スターティングメンバー
GK 40 フィリップ クリャイッチ
DF 13 渡部 大輔
84'
DF 42 山越 康平
DF 20 櫛引 一紀
DF 22 翁長 聖
MF 7 三門 雄大
MF 41 小野 雅史
MF 26 小島 幹敏
80'
FW 10 黒川 淳史
59'
FW 23 矢島 輝一
59'
FW 27 中野 誠也
80'
控えメンバー
GK 1 笠原 昂史
DF 8 馬渡 和彰
84'
DF 24 西村 慧祐
MF 4 松本 大弥
80'
MF 48 柴山 昌也
59'
FW 9 菊地 俊介
80'
FW 17 ネルミン ハスキッチ
59'
監督
岩瀬 健
試合詳細
11 | シュート | 10 |
---|---|---|
6 | GK | 8 |
3 | CK | 3 |
10 | 直接FK | 8 |
4 | 間接FK | 2 |
0 | PK | 0 |
試合データ
主審
岡 宏道
副審
竹田 明弘
副審
鈴木 規志
第4の審判員
日比野 真
入場者数
3,773人
天候
晴、無風
ピッチ状態
全面良芝
気温/湿度
19.3℃/49%
HIGHLIGHT
中野が移籍後初ゴールを決めるも、逆転負けを喫する
明治安田J2第9節、磐田とのアウェイゲームは、中野にとっての凱旋ゲームだ。チームとしては3試合連続無得点と苦しい状況が続いているが、古巣からの恩返しゴールでトンネルから抜け出したい。
劇的な幕開けだった。開始早々の6分、前線を右に流れた矢島にボールが入った。前を向くと、中央にクロス。中野のヘディングシュートは相手GKに防がれたが、こぼれたボールを再び中野が左足で蹴り込んだ。中野の凱旋ゴールは、待望の移籍後初ゴール。チームにとっては、実に4試合ぶりのゴールだった。
しかし、相手は3連勝中と勢いに乗る磐田。11分に失点を喫し、スコアが振り出しに戻る。その後も主導権争いが続いた。ボールが両チームのピッチを激しく行き来する。翁長、渡部の両サイドバックは高い位置を取り、この日は左に入った黒川、右に入った小野を絡めながら攻撃を組み立てていった。守備の意識も高く、相手のボールホルダーを果敢に追った。球際でしっかりと体を張り、相手からボールを奪い取った。
30分以降はこう着した状態が続いた。三門、小島のダブルボランチがバランスよく距離を保ち、相手に危険なスペースを与えない。精度の高い磐田のクロスを警戒しつつ、キープレーヤーのルキアンを櫛引、山越のセンターバックが抑えた。しかし、自陣でボールを動かすものの、決定的な縦パスが前線に入らない。互いに高い集中力を発揮し、1-1のまま前半を折り返した。
後半も引き締まった展開が続いた。50分、ドリブルで前線に侵入した三門が惜しいシュートを放った。しかし、その後は押し込まれる時間が続く。ベンチも動いた。59分、矢島に代わってハスキッチが、黒川に代わって柴山がピッチに入った。柴山は右サイドハーフに入り、小野が左サイドハーフに移った。アルディージャがボールを保持する時間が長くなった。65分、ゴール前でハスキッチがシュート。しかし、コースに入った相手DFにブロックされた。
ゲームが動いたのは71分だ。自陣で速いパスをつないで相手のプレッシャーを外し、前線へのフィードを中野が受けた。押し上げてきた翁長が角度のない位置からシュート。一度は相手GKに弾かれたが、こぼれ球をハスキッチが蹴り込んだ。このゴールで、再び1点をリードした。
76分、ルキアンにヘディングシュートを決められてまたも同点に追いつかれる。80分、菊地、松本がピッチイン。しかし、その直後のことだった。磐田の山田に逆転ゴールを許した。3つの失点は、いずれもサイドからのクロスによるものだった。
最後の交代枠で馬渡を送り込んだ。90+1分、柴山のクロスにハスキッチがヘディングシュートを放ったが、ボールは枠を逸れていった。4分のアディショナルタイムを経てタイムアップのホイッスル。リードを2度奪いながら、悔しい逆転負けを喫した。
次節は中3日。ホームで町田を迎え撃つ。「選手たちはすごくポジティブに取り組んでくれています。だからこそ勝って自分たちの自信につなげたい。信じて目指すところと、勝点を取るために変えなければいけないところを整理し、とにかく修正して次の町田戦に勝てるようにしたい」と岩瀬監督。今、何よりも求められているのは結果だ。日程はタイトだが、勝点3をつかんで悪い流れを断ち切らなければいけない。
(総評:岩本勝暁/写真:早草紀子)
劇的な幕開けだった。開始早々の6分、前線を右に流れた矢島にボールが入った。前を向くと、中央にクロス。中野のヘディングシュートは相手GKに防がれたが、こぼれたボールを再び中野が左足で蹴り込んだ。中野の凱旋ゴールは、待望の移籍後初ゴール。チームにとっては、実に4試合ぶりのゴールだった。
しかし、相手は3連勝中と勢いに乗る磐田。11分に失点を喫し、スコアが振り出しに戻る。その後も主導権争いが続いた。ボールが両チームのピッチを激しく行き来する。翁長、渡部の両サイドバックは高い位置を取り、この日は左に入った黒川、右に入った小野を絡めながら攻撃を組み立てていった。守備の意識も高く、相手のボールホルダーを果敢に追った。球際でしっかりと体を張り、相手からボールを奪い取った。
30分以降はこう着した状態が続いた。三門、小島のダブルボランチがバランスよく距離を保ち、相手に危険なスペースを与えない。精度の高い磐田のクロスを警戒しつつ、キープレーヤーのルキアンを櫛引、山越のセンターバックが抑えた。しかし、自陣でボールを動かすものの、決定的な縦パスが前線に入らない。互いに高い集中力を発揮し、1-1のまま前半を折り返した。
後半も引き締まった展開が続いた。50分、ドリブルで前線に侵入した三門が惜しいシュートを放った。しかし、その後は押し込まれる時間が続く。ベンチも動いた。59分、矢島に代わってハスキッチが、黒川に代わって柴山がピッチに入った。柴山は右サイドハーフに入り、小野が左サイドハーフに移った。アルディージャがボールを保持する時間が長くなった。65分、ゴール前でハスキッチがシュート。しかし、コースに入った相手DFにブロックされた。
ゲームが動いたのは71分だ。自陣で速いパスをつないで相手のプレッシャーを外し、前線へのフィードを中野が受けた。押し上げてきた翁長が角度のない位置からシュート。一度は相手GKに弾かれたが、こぼれ球をハスキッチが蹴り込んだ。このゴールで、再び1点をリードした。
76分、ルキアンにヘディングシュートを決められてまたも同点に追いつかれる。80分、菊地、松本がピッチイン。しかし、その直後のことだった。磐田の山田に逆転ゴールを許した。3つの失点は、いずれもサイドからのクロスによるものだった。
最後の交代枠で馬渡を送り込んだ。90+1分、柴山のクロスにハスキッチがヘディングシュートを放ったが、ボールは枠を逸れていった。4分のアディショナルタイムを経てタイムアップのホイッスル。リードを2度奪いながら、悔しい逆転負けを喫した。
次節は中3日。ホームで町田を迎え撃つ。「選手たちはすごくポジティブに取り組んでくれています。だからこそ勝って自分たちの自信につなげたい。信じて目指すところと、勝点を取るために変えなければいけないところを整理し、とにかく修正して次の町田戦に勝てるようにしたい」と岩瀬監督。今、何よりも求められているのは結果だ。日程はタイトだが、勝点3をつかんで悪い流れを断ち切らなければいけない。
(総評:岩本勝暁/写真:早草紀子)
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選手コメント
DF 13 渡部 大輔
攻撃に関しては自分たちの狙いを皆である程度共有できていたので想定通りでしたが、守備の最後の部分でやられてしまっているので、そこはすごくもったいないと思います。クロス対応も練習していましたし、人数は揃っていてマークが外れている感じでもなかったので、良いボールを上げさせてしまっていることと、中で相手に競り勝てていないことが失点につながったと思います。
中3日で次の試合があるので、引きずらずにしっかりと前を向いて、自分たちができているところは自信を持って、反省すべきところはもう一度皆で話し合って、ホームゲームですししっかりと勝ちにいきたいと思います。
中3日で次の試合があるので、引きずらずにしっかりと前を向いて、自分たちができているところは自信を持って、反省すべきところはもう一度皆で話し合って、ホームゲームですししっかりと勝ちにいきたいと思います。
FW 17 ネルミン ハスキッチ
自分が点を取れたことは良かったのですが、チームの勝利につながらず残念です。その後も何本かチャンスがあったので、もっと点を取りたかったですし、申し訳なく思っています。
今日は上位の相手に対して、自分たちがチャンスを作り出して点を取ることはできたので、次の試合に向けて自分たちの良かった部分を分析して続けていくことが大事だと思います。
町田は今日3-0で勝利していますし、次も難しい試合になると思いますが、パワーを持って臨みたいと思います。
今日は上位の相手に対して、自分たちがチャンスを作り出して点を取ることはできたので、次の試合に向けて自分たちの良かった部分を分析して続けていくことが大事だと思います。
町田は今日3-0で勝利していますし、次も難しい試合になると思いますが、パワーを持って臨みたいと思います。
FW 27 中野 誠也
個人としても悔しい試合が続いていたので、自分にとって特別な試合で、加入後初ゴールが取れたことは良かったです。
今やっていることを信じた上で、個人としての課題、チームとしての課題に取り組んでいくしかないと思うので、今できていることをブラさずにやっていきたいです。最後の迫力、チームとしてどうボールを運んでそこにどうFWが絡んでいくかなどは、もっとできることがあるのかなと思います。
勝てていないからこそチームが一丸となって、勝利に向かって、明日の練習から取り組んでいきたいです。
今やっていることを信じた上で、個人としての課題、チームとしての課題に取り組んでいくしかないと思うので、今できていることをブラさずにやっていきたいです。最後の迫力、チームとしてどうボールを運んでそこにどうFWが絡んでいくかなどは、もっとできることがあるのかなと思います。
勝てていないからこそチームが一丸となって、勝利に向かって、明日の練習から取り組んでいきたいです。
いくつかの狙いがあった中で良い形で2点目を取れて、狙いを変えずにそのまま続けたのですが、クロスからの失点で逆転されてしまいました。そこからは少し長いボールを前に入れる回数を増やしたのですが、得点につながりませんでした。
選手たちがトライしていることが勝利につながるようにと挑んだのですが、勝点が取れず、非常に残念で悔しいです。