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ほぼ日刊アルディージャ (1/29)
縁の下の力持ち

 コートなしでは寒さを感じるほど気温が下がった、沖縄での2次キャンプ5日目。本日は、午前中にトレーニングを行うグループと、午後に練習試合を行うグループに分かれました。午前中のトレーニングでは、タッチ数を設けたハーフコートゲームを行い、攻撃時のメリハリ(素早く攻めるか、ボールを保持するか)をつけることを意識して取り組んでいました。

 午後に行われた東京ヴェルディさんとの練習試合は、35分×2本を行い、2-0、1-0の合計3-0で勝利。出場メンバーなどは下記の通りです。


■メンバー

GK:笠原
DF:渡部、河本、山越、マクシメンコ
MF:シノヅカ、石川、小島、小野
FW:ハスキッチ、奥抜

■得点
24分:ハスキッチ
30分:奥抜
42分:奥抜

■交代
52分:河本→吉永
63分:ハスキッチ→練習生、シノヅカ→練習生


 試合開始から、3バックではなく4-4-2でスタート。立ち上がりは相手に押し込まれる展開が続き、笠原昂史選手のビッグセーブに助けられる場面もありました。次第に落ち着きを取り戻すと、先制点はイッペイ シノヅカ選手のドリブルからでした。インサイドに絞ってボールを受けると、ペナルティーエリア左へ侵入し、左足でグラウンダーのクロス。ニアに走りこんだネルミン ハスキッチ選手が右足で合わせました。

 この先制点で勢いが出ます。ボールが後方からスムーズに動くようになると、30分には相手を押し込んでから、コンビネーションで奥抜侃志選手が右サイドを突破。右足から放たれた鋭いシュートがゴール左隅に突き刺さりました。3点目は、ペナルティーエリア内で相手のミスを逃さなかった奥抜選手が、素早く右足インフロントにかけたシュートを放つと、ボールはきれいな弧を描きゴールに右隅に吸い込まれました。

 新しいシステムでの初の練習試合でしたが、トレーニングで取り組んでいたボールを動かして相手陣内に進入していくプレーが、随所に見られました。ボールを奪ってから縦に速い攻撃を仕掛ける場面もあり、高木琢也監督が求めていた「メリハリ」や「判断」の部分も、選手たちは体現しようとチャレンジしていました。

 明日は、FC琉球さんとの練習試合がありますので、こちらのレポートで詳細をお伝えします。

 最後に本日の小ネタを1つ。サッカー界には、選手のみならず、スタッフにも移籍があります。「ゴリ」さんこと、後藤雄一サブマネージャーは、昨シーズンまで東京ヴェルディさんに在籍。日々、トレーニングの準備から片付け、洗濯など裏方としてチームを支えています。何と、地元出身の彼は浦和東高校出身で、塚本泰史クラブアンバサダーや、昨年まで所属していた菊地光将選手と同期。再び同じチームになることに縁を感じていると言います。古巣との練習試合では、誰よりも気合が入っていたようで、試合後に「やりましたね!」と声をかけると、満面の笑みを返してくれました。西大宮での練習の際には、ぜひ、ゴリさんにもお声がけください!

広報グループ・仙石



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