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　2020年12月19日、さいたま市名誉市民であられる新藤享弘(しんどう・たかひろ)氏が逝去されました。享年88歳でした。突然の訃報に関係者一同、深い悲しみに包まれております。クラブを代表して哀悼の意を表するとともに、安らかにご永眠されますよう心よりお祈り申し上げます。

　新藤氏は旧大宮市役所で秘書室長や助役などを歴任し、90年に初当選されて以降さいたま市発足までの連続3期11年、旧大宮市長を務められました。旧大宮・浦和・与野の3市合併にご尽力され、03年にはさいたま市名誉市民に顕彰されています。

　大宮アルディージャとしてはクラブ発足時、およびJリーグ参入時の市長であられます。97年にホームタウンとして全面支援をお約束いただいたのちに、アルディージャ後援会の初代会長を務めていただきました。新藤氏は大宮アルディージャの生みの親と言っても過言ではありません。

　18年12月19日のクラブ創立20周年記念パーティーでは発足当時の思い出や激励のお言葉を頂戴する(写真)など、長きにわたって多方面から大宮アルディージャを支えてくださいました。新藤氏の多大なる功績にあらためて敬意を表するとともに、多くのご尽力に心より感謝申し上げます。


■参考(クラブ公式サイト)：クラブ創立20周年記念誌 巻頭コラム特別掲載(第1回～第4回)