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2023沖縄キャンプ10日目 【1月27日(金)】
キャンプも10日目を迎えました。午前中は予定を変更し、室内にてグループワークを中心としたミーティングを実施しました。先日行った浦和との練習試合の振り返りをテーマに、各グループで試合映像を見ながらファシリテーターやタイムキーパーを設定し、良かった点や悪かった点、もっとトライできた点などを、それぞれのグループが真剣に話し合いました。最後には、各グループごとに話し合った内容を全員の前で順番に発表し、次の練習試合となる水戸戦に向けて、チーム全体の意識を合わせました。
コーチングスタッフや分析担当が試合を分析し、映像を用いて選手たちへ説明することはよくありますが、今回のように選手たち自身が分析して話し合い、それをチーム全体に共有するという普段とはまた異なる取り組みは、チームにとっても個人にとっても貴重な機会であり、チーム全体でイメージを合わせていく上での大きな一歩になるはずです。
その後は昼食を挟み、うるま市具志川多種目球技場へ移動。練習開始前には、うるま市の皆さまによる歓迎セレモニーが開催されました。また、もずく100kgや、沖縄のお茶「さんぴん茶」、飲料水などたくさんの激励品をいただきました。
沖縄のこの時期の気候とは思えないぐらい、気温も低く、風も強いなかで行われた午後の練習は、ウォーミングアップやアジリティのトレーニングからスタート。その後はディフェンスラインからのビルドアップで、相手を左右に揺さぶりながらサイドアタックをかけるパターン練習、また守備の場面でのサイド対応、ボールを中心としたスライドを意識するトレーニングを行いました。練習の合間には、選手たちが各所で声を掛け合い何度も確認をするなど、お互いのイメージを共有しようとする積極的な姿勢がたくさん見られました。
沖縄キャンプ11日目は、現在練習会場として利用させていただいている、うるま市具志川多種目球技場にて、水戸ホーリーホックとの練習試合を行います。
キャンプ前半は体を追い込む練習が多かったですが、後半になってより実践的な練習が多くなってきました。体の疲労はもちろんありますが、より頭を使ったり、合わせる段階に入りつつあると感じています。試合も入ってきていますし、いまはまだ課題の方が多いという感触はありますが、そういう時期でもありますし、より課題を出してその改善に向けて練習を重ねていければと思います。
浦和戦で出た課題として、前線からプレスに行ってもハマらなそうだったり、その確率が低そうなときに、行かないという判断は簡単ですが、それがちょっと確率が低かったとしても、トライしてできる感覚を増やしたい時期だと感じています。そこにどれだけトライできるかという部分は、いまの時期にしかできないことだと思うので、トライの回数を減らすというよりは、トライの質を上げるために、チーム全体としてのその判断の基準をブラッシュアップしていくイメージでとらえています。
沖縄SV戦では見えなかった新しい課題が浦和戦では見えましたし、次は水戸との対戦ですが、浦和戦とはまた違った戦い方になる可能性も十分あると思います。J2同士の戦いですし、球際などでイーブンなボールが生まれるシーンも多いと思います。チャレンジしたからOKという段階から、少しずつ結果も求めていかなければいけないですし、浦和戦で出た課題も意識しつつ、水戸を相手にしっかり考えながらプレーできればと思います。
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