SOMPO WEリーグ 第8節
2024.11.9 [SAT] 14:00 NACK

大宮V

0 - 1
0 前半 1
0 後半 0

新潟L

  • 7' 園田 瑞貴
試合経過
監督コメント
やっぱりアウェイにもかかわらず来てくださる方がいましたし、プロとしてやるべきことっていうところはそれぞれ見せ方は違うかもしれないけど、しっかりと一人ひとりが見せていこうっていうところは選手たちに話をしました。

前半は危ない場面もありましたけど、失点するまでは割といい形で攻撃もしていましたし、ボールの展開もいいところがあった中で、あのような形で失点してしまったっていうところから少しゲーム自体も難しくなってしまったのかなと思います。後半は、コンディションのところでイレギュラーなこともあり交代もあった中で、モテ(茂木)であったり交代した選手っていうのは、のびのびとプレーし、ボールを受けて、はたいてっていう連続が出てくればと思っていました。

基本的に一つのポジションしかできないっていうことは、今季をとおして難しくなると思います。西澤に関しては、復帰してからチーム事情もあって前の列でしっかり頑張ってくれていますけれども、後ろができるっていうところを試したかったところもありますし、甲斐の場合は、ハーフレーンのバイタルを取ることに長けている選手なので、そういったところも含めて最初は前の3枚のワイドに置きました。その中で後半どこかの時間でボランチで試そうと思っていましたが、それが後半頭からになったっていうのは、少しイレギュラーがあったところだと思います。

新潟Lは、守備の堅いオーガナイズされたチームだと思いますし、 経験もあってスキルもある選手たちが多いので、そこは逆に言えば、私たちが怖がらずに挑み続けることができるかっていうことにトライしていけるのかなと思います。同じようにどんと構えてっていうサッカーをしてしまうと、相手に持って行かれてしまうので、何度もそういった相手の分厚い壁に挑み続けることは大事だと思います。

サポーターの皆さまが会場に来てくださることに感謝しかないですし、ホームでもアウェイでも変わらずに来てくださる方もいらっしゃいますし、ホームだともしかしたら初めて足を運んでくださる方もいたりだとかいろいろなことがあると思いますが、自分たちのサッカーを出し続けた中でやっぱりプロとして結果を出す、というところにしっかりとフォーカスしてやっていきたいと思います。また、いつも変わらず応援してくださる方に甘えることなく、私たちは厳しくやらなければいけないと思っていますし、そういった方に早く気持ち良くスタジアムから帰っていただけるようにしていきたいと思います。
選手コメント
カップ戦は勝ち上がりの可能性がなくなってしまった中で、個人個人がどう思っているかわかりませんが、自分としては次の試合につなげなければならない試合だと思って臨みました。ただ、チームとしてそこの意識の差っていうところは、チーム全体の中でも多少の差があったのかなって思います。

ベンチからゲームを見ていて、流れ自体はそこまで悪い感じはしませんでしたが、一つのパスのズレやコンビネーションの中でのコミュニケーションだったり、そこのズレでのミスっていう部分は多く見られたと思います。ただその中でも決定機は何度かあったので、そこで決め切れていればもう一つ流れは違ったのかなと思います。

自分自身、CBのポジションをひさしぶりにやった中で緊張も少しありましたが、それよりも自分がどう周りを動かしてこの流れを変えられるかっていうことを意識して入りましたし、前半は前に前にっていう意識は良かったとは思いますが、つなげられる場面をつながずにっていうところも何度かあったと思います。そこをもう一つどのようにつないでゴールまで攻めるかっていうところが後半の課題だったので、そこは中盤に声をかけて、中でのつながりだったり、ゲームの流れで変えていくっていうところは意識しました。

個人のプレーとしてそこまで悪くはなかったかなと思いますが、自分自身セットプレーのところで2点くらい決めることができた場面もあったと思いますし、その攻撃の部分であったりビルドアップの部分でも、もう少し全体的に前目にポジションを取ることもできたと思うので、そこは映像を観ながら個人個人と話して合わせていけたらと思います。

新潟Lは、カップ戦もノックアウトステージ進出をしていますし、チームの雰囲気もいいと思いますし、いい流れで入ってくると思います。また、一人ひとりのスキルも高いですし、チームとしてもまとまっているチームだと思うので、私たちの課題である球際の部分であったり、切り替えのところはもっと詰めていかなければいけないと思いますし、本気で勝たないといけないので、ホームで勝点3を取ってみんなで喜びたいと思います。
普段あまり出場機会が少ない選手やケガ明けの選手だったり、それぞれの立場がある中での試合でしたが、もちろん普段から同じメンバーで合わせてやっているわけではないので、細かいところのミスだったり難しさはあるものの、チームとしてやろうとしていることは日々の練習から変わらないので、日々やっているものを出すっていうところに重きを置いて試合に臨みました。また、カップ戦だろうとリーグ戦だろうとVENTUSとして大事な1試合ですし、その重要性は変わらないので、チーム全員でなんとか勝ってリーグ戦につなげようっていうところはみんなで話しました。

結果を見れば負けは負けですし、そこは自分たちは真摯に受け止めなければいけないと思いますが、監督も言っていたとおり、失点の部分は自分たちのミスからだったので、そこは逆を言えば修正していけますし、ネガティブにとらえすぎなくてもいいのかなと思います。前半は最初から勢いを持って押し込めていたりだとか、ゴール前に迫るシーンがここ最近の試合の中では多かったと思いますし、守備の部分もハメ切れていた場面も多くあったと思いますが、それを90分間やり続けられなければスキでやられてしまったり、相手に一気に流れを持って行かれたりっていうところがあるので、90分間高い強度でやり続けるっていうところは課題かなって思います。

キックの精度は自分の中で武器に思っていますし、前節は特にセットプレーが多くあり、キッカーをやることも何度かあった中で、そこでアシストをして自分としても目に見える形で結果を出したかったですし、サッカーの中でセットプレーは重要なポイントだと誰もが思っているからこそ、そこで1点取りたかったっていうところは悔しいところです。

新潟Lは昨季から監督も変わっていない中で、すごく積み上がっているチームだと思いますし、守備が一番安定しているチームだと思うので、そこに対してまさに自分たちの課題である、"得点力"っていうところを突き詰めていくのには難しい相手だと思いますが、自分たちもここまで試合をしていく中でそれぞれが感じていることもあると思いますし、その課題に向けてみんなが殻を破るために日々取り組んでいるので、ここで点を取れれば自信になると思います。ここで殻を破って、一つ勝つことができれば流れが確実に変わると思うので、そこに向けてまたみんなでいい準備をしていきたいと思います。
メンバー

スターティングメンバー

80'
80'
70'
60'

控えメンバー

80'
70'
80'
60'

監督

柳井 里奈

スターティングメンバー

GK 1 平尾 知佳
DF 6 有吉 佐織
DF 32 白沢 百合恵
DF 20 山谷 瑠香
DF 7 園田 瑞貴
MF 18 石田 千尋
74'
MF 10 上尾野辺 めぐみ
61'
MF 17 滝川 結女
90+3'
FW 13 杉田 亜未
FW 23 山本 結菜
61'
FW 19 川澄 奈穂美
90+3'

控えメンバー

GK 21 高橋 智子
DF 16 富岡 千宙
90+3'
DF 35 横山 笑愛
74'
MF 5 川村 優理
61'
MF 14 下吉 優衣
FW 11 道上 彩花
61'
FW 33 田中 聖愛
90+3'

監督

橋川 和晃
試合詳細
13 シュート 5
4 GK 15
5 CK 3
6 直接FK 11
0 間接FK 2
0 PK 0
試合データ

主審

馬場 成美

副審

萩尾 麻衣子

副審

稲葉 里美

第4の審判員

近藤 恭子

入場者数

934人

天候

晴、弱風

ピッチ状態

全面良芝

気温/湿度

17℃/20%
監督コメント
相手の1本目のCKでウチはピンチを招くことが多い中で、そこで失点してしまったところは非常に残念ですし、そこに対して私たちがもう一つ修正していかなければいけないと思います。ただ本当にそこが試合を難しくしたゲームだったかなと思います。

決め切れないっていうところで言えば、最後のキワだと思いますし、まずそもそも枠に飛ばさないことにはっていうところかなと思います。最後のところでシュートはパワーも大事ですけど、やっぱり最後スキルのところっていうのはもっと突き詰めてやっていかなければいけないと思います。

セットプレーで失点しているので100点満点ではないですけど、前向きに奪うチャンスとかっていうのはすごく増えていると思うので、そこは今後より精度を上げていかなければいけないと思いますし、選手にあまりネガティブにならずにっていうところはあると思います。
選手コメント
チームとして勝利しか求められてない状況の中で、何が何でも勝つ、とにかく勝つってことだけを考えていましたし、ゴール前の崩しの部分やサイドの(杉澤)海星との関係性だったり、3人目の動きを意識してより多くの人とつながりながらボールを運んで行くことを意識して試合に入りました。

攻守ともに海星がわかりやすく声をかけてくれていたので、いい関係性で何度かいい形で崩してクロスまで持って行けたり、チャンスは多く作れましたが、結果的にゴールにはつながっていないので、その自分のクロスの質とかはもっとこだわっていかなければいけないと思いました。

ゴール前にかける人数や、ボックス内に入る人数は確実に多くなっているので、毎試合ですが最後にネットを揺らし切るっていうあと一歩の質にこだわらなければならないと思います。ゴール前の人数が多いぶん、その最後のひと押しっていうところを一人ひとりが練習から貪欲に狙っていく必要があると思います。

今日もたくさんの応援をありがとうございました。勝てていない苦しい状況の中でも、こうやってたくさんの人が足を運んでくれることや、たくさんの応援が自分たちの大きな力になっているので、次節絶対に勝って、早く一緒に喜び合いたいと思います。
まず失点のところで言えば、今季セットプレーからが多いので、特に最初のセットプレーはより集中して気を引き締めてやっていこう、という話があった中での失点だったので、本当にもったいなかったと思います。ただそこから切り替えて、後半終盤にかけても焦ることなく、しっかりボールを握りながらゴールに迫っていくっていう中で良い形も出ていたので、勝てていないことは悔しいですし、次につなげなければいけないですが、今日の試合でも収穫もいくつかあった感覚はあります。

失点シーンもそうですが、セットプレーにおいてファーストコンタクトがどうしても控えめになりすぎていて、あまり跳ね返せてないですし、セットプレーに限らず全体でセカンドボールの予測だったり、自分の近くのはっきりしたマークには強く行けるけど、状況の中でそのボールに対して、一番可能性がある人は誰だったのか、という予測を自分自身が持って出て行けていたかって言えば、そういったシーンが少なかったと思います。また、個人の駆け引きや予測っていうところも試合全体をとおしても足りないなっていうのはやっていてすごく感じます。

3CBになってから個人的にはやり慣れていないぶん、攻撃のスイッチのかけどころや自分がどのタイミングで上がって行くのかっていう部分は最初は迷いがありましたが、ゴールが少ない中で自分がどんどんスイッチを入れて、今日は前に叩いたら出て行くっていうところ、(杉澤)海星に縦パスを入れたらそのまま自分がサポート行くっていうところは、自分がゴールに迫っていくシーンを増やそうと思って意識しました。自分がそこで前向きにかかわっていくことで、ボランチがより近い位置で攻撃参加ができたと思うので、ここは継続していきたいと思います。
フォトギャラリー

(写真:高須力)

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