SOMPO WEリーグ 第10節
2024.11.24 [SUN] 15:00 味フィ西

東京NB

  • 21' 松田 紫野
  • 29' 土方 麻椰
  • 37' 山本 柚月
  • 68' 菅野 奏音
4 - 1
3 前半 0
1 後半 1

大宮V

  • 78' 甲斐 碧海
試合経過
監督コメント
浦和戦に向けて、もちろん寄せが早かったりっていうところは想定した中でトレーニングをしました。ただ、浦和だからと言ってではなく、自分たちがやっているものをしっかり一つずつやりながら準備をしたっていうところになります。

前半に2失点し、まず一つ返そうっていうところで、前半は守備の部分で後ろが余ってしまったり、うまくいかなかったところを少し後半はシステムを変えてっていう中で臨みました。ただ、その変えることがネガティブなことではなくて、一つ取るために自分たちはこういう形でいこうねっていうところは、ハーフタイムに選手に伝えました。

球際のところや予測するスピードであったりっていうところは課題かなと思います。セカンドボールやルーズボールが相手に転がってしまうところも、そもそも最初の一歩が半歩分遅れてるとかそういったところだと思うので、身体的なところもあると思いますが、その予測であったりっていうところは差があると思います。前節で言えば、すべてにおいて浦和の方が上だったっていうところなのかなと思います。

東京NBと戦うのは今季3回目となりますが、相手も同じことを思っていると思いますし、自分たちが今やっているものを積み上げながらゴールをどう奪うかっていうところは大事になってくるのかなと思います。また、そもそもシュート数をしっかり増やしていかなければいけないと思います。前回のカップ戦での対戦では1-1でしたが、押されている時間の方が長かった中で、もう少し自分たちのブロックを高い位置で保つためにどうするのかっていうところはしっかり考えなければいけないのかなと思います。

前節を見てわかるように、球際のところであったり、一歩の予測っていうところは、全体で求めていかなければいけないと思いますし、トレーニング中の一つのシュートをしっかり決め切る、パスを味方の右足に出すのか左足に出すのかとか、そういった細かな部分を自分たちで要求しながらやっていくっていうことはすごく大事になってくるのかなと思います。ただ、今週のトレーニングでもしっかりそういったところを自分たちで感じて、行動に移している選手も見受けられたので、そのあたりはチームとして全員が同じように持っていけるようにしなければいけないのかなと思います。
選手コメント
昨季NACKで浦和と対戦したときは、早い時間に立て続けに失点してしまったので、まずは早い段階で失点しないってことは全体で意識していましたし、プラスでここ最近1本目のセットプレーで失点することが多かったので、そこは集中しようっていうのはゲームに入る前から共有して、早い段階で失点しなかったのは良かったのですが、結局34分に失点してしまったので、すごくもったいなかったかなと思います。

守備で言えば、前半は特に自分自身も立ち位置がすごく低かったですし、全然プレッシャーをかけられなかったので、そこをどうしていくのかっていうところは課題だと思います。前線は後ろにラインを上げてほしいと伝えていたけど、後ろは前線がそこまでボールに行けていないから上げれないっていう少しのズレがあったのは確かなので、そこは練習の中で修正していきたいと思います。

後半に向けて、まずシステムが4-4-2に変わったことも一つですが、次の1点を取ることが大事だっていうことはわかっていましたし、自分たちが1点取れたら逆転に向かっていけるっていう気持ちで試合に入りましたが、後半早々に失点をしてしまったことでゲームが難しくなったなっていうところは感じました。

東京NBの印象として、自分たちがポジティブなところで言えば、2試合してまだ負けていないことは大きいですし、前回カップ戦で戦ったときは、プレーしていて今季一番手ごたえを感じました。東京NBは一人ひとりうまいですけど、やれるっていう感覚がみんなの中であると思いますし、それは大事なことだと思うので、ここからさらに積み重ねて勝ち切りたいです。

自分たちは今やれることをとにかくやるしかないというか、一つひとつのパスのこだわりや切り替えのスピードとか、一人ひとりがそういった部分でまず勝てなければ試合にも勝てないと思うので、もう一度そこを徹底してやっていきたいです。
浦和に対して、リスペクトしつつしすぎずっていうところと、自分たちはぶつかってチャレンジしていくのみだったので、毎試合ですけど自分たちのすべてを出すっていう気持ちで試合に入りました。

試合を積み重ねていく中で、ここ最近はいい形で奪えることが増えていましたし、そこからいい形で攻撃っていう部分は出ていたので、あとは決めるだけっていうところでしたが、浦和を相手にそこができなかったことは、あらためてもっとやっていかなければいけないところだと感じました。

DFを含め、ラインコントロールをもう少し徹底しなければいけないかなと思います。平行パスでもう一つ上げる、後ろを向いたら上げるっていうことを細かくコンパクトにしていこうっていう話をしていましたが、ボールホルダーに対してプレッシャーがかからないから上げられないっていうところは課題として出ましたし、誰がファーストに出て行くのか、どのタイミングでラインを上げるのかっていう声がけはもっとしていかなければいけないと思います。

はっきり言えば、前節はチームとして全然ダメでした。後半に入って改善はしたものの、攻めようっていうときに取られて、リスク管理がうまくできてない中でしたし、取った後にマイボールにしてそこから広げていくっていうことをもっとやらなければいけないと思いました。課題はたくさんありますが、まずは一人ひとりがもっと厳しくやらなければいけないと思いますし、できることをもっと増やしていかなければいけません。

東京NBは全体の距離感が良くて、パスもテンポよく回してくるチームだと思います。そこに対して、コンパクトな守備から、前回のカップ戦でのイノさん(井上)の得点シーンのようないい攻撃ができればと思います。

いい守備をした後の取りどころと、そこからの攻撃へのかかわりをもっと全員が増やして、フィニッシュを確実に決め切れるようにできればと思いますし、今は一つひとつを大切に次に向けて準備をするだけなので、いい準備をして勝ち切れるようにしたいと思います。
メンバー

スターティングメンバー

GK 31 野田 にな
DF 4 三浦 紗津紀
DF 3 村松 智子
DF 5 松田 紫野
MF 8 菅野 奏音
MF 14 眞城 美春
75'
MF 26 青木 夕菜
60'
MF 7 北村 菜々美
85'
MF 29 松永 未夢
75'
FW 19 山本 柚月
FW 11 土方 麻椰
60'

控えメンバー

GK 1 田中 桃子
DF 22 坂部 幸菜
75'
MF 13 木村 彩那
MF 18 岩﨑 心南
60'
FW 23 氏原 里穂菜
75'
FW 27 樋渡 百花
60'
FW 32 鈴木 陽
85'

監督

松田 岳夫

スターティングメンバー

46*'
35'
69'
69'

控えメンバー

69'
69'
35'
46*'

監督

柳井 里奈
試合詳細
12 シュート 5
5 GK 4
6 CK 4
3 直接FK 2
2 間接FK 2
0 PK 0
試合データ

主審

柳 彩乃

副審

稲葉 里美

副審

大谷 美瑛

第4の審判員

國師 えりな

入場者数

1,634人

天候

晴、弱風

ピッチ状態

全面良芝

気温/湿度

14.2℃/41%
監督コメント
しばらくメンバーを外れていた船木であったりっていう選手が調子を上げてきていたので、思い切って使うっていうところもありましたし、東京NBに対して、前回カップ戦で1-1だったときはすごく後ろに下がってしまったところも、今節は一つ前にしっかりトライしていこうっていうところは伝えました。ただ、そこで少しライン間を取られてしまったり、失点シーンも自分たちのロストからだったので、確かに相手にすごくいいサッカーをされましたが、自分たちのミスからの失点っていうところがかさんだことについて、すごくもったいなかったと思います。また、今日は男子トップチームが今季ホーム最終戦でしたが、あれだけ多くの方が私たちの試合に足を運んでくださった中で、なかなか結果が出せていないことは監督としてすごく責任を感じています。ただ、途中で変わった選手たちがすごくアグレッシブにプレーしてくれて一つ返したっていうことは、チームとしては勝てていない中ですが、少しずつそういった選手たちが一歩ずつ進んでいることを感じたゲームだったかなと思います。

ハーフタイムにも、「そこにボールがあるのなら出なさい」というところは選手にも伝えましたし、もちろん東京NBだからかわされてしまったところもありましたし、相手のボランチが少し脇に降りてきたりとか2枚になるなっていう瞬間で迷ってしまうこともあると思いますが、寄せ切ることでそこが消せるときもあると思います。ただ、それが気合いと根性で全部追い回せばっていう話ではなくて、そこにボールがあって狭い局面で取り切った方がいいときに、少しふわっとなって見てしまって、オープンスペースに出されたっていうシーンは、自分たちとしては切り替えのところで出て行かなければいけなかったかなと思います。

得点を取るためにっていうところもありますし、前節の浦和や今節の東京NBも含めて、受けたボールをそんなにプレスを受けていないのに、ボールをはたいてしまってとかっていうプレスの耐性っていうものも上げていかなければいけないと思います。チームとして、しっかりコンパクトに守るっていうところはもう一度やりながら、そこから奪ったボールをどうするかっていうところでは、そういった個のちょっとした勇気であったり、マインドのところも問いかけていかなければいけないと思います。

やっぱり選手一人ひとり、もっとできるよねっていうそのマインドを持ってほしいと思いますし、監督として持たせてあげられていないことがきっと今の成績につながっていると思いますし、その責任は感じています。
選手コメント
今節に向けて、ボールを持つことがすごくうまい相手に対して、リトリートするのではなく、しっかり前から奪いに行くっていうところをチームとしてトレーニングしてきました。また攻撃としては、しっかりライン間と幅を取って、自分たちもボールを握りながら攻撃するっていうことは取り組んできました。

前半の序盤は前からしっかりかけられていたと思いますが、前半の終わりになるにつれてスイッチが入りづらくなって、取り所がわかりづらくなり、ズルズル押し込まれてしまっていたので、自分が入ったときには前からしっかり前に踏んでスイッチを入れることだったり、(スイッチを)入れて蹴らせて回収っていうところを意識しました。攻撃では相手もライン間を取ってくるけど、自分たちもライン間を取れるところもいっぱいあったと外から見ていて思ったので、自分が入ったときもライン間を取って前向いて攻撃をするっていうところは意識して取り組みました。

交代で入るときに、監督から点を取りに行くために入れると伝えられたので、しっかり得点を取るっていうところは意識して入りましたし、自分に求められていることをしっかりと理解した中で入りました。まだまだライン間でボールを受けて、失う部分とかも何回かあったので、ターンの質だったりっていうところはもっと上げていかなければいけないなって思います。

得点シーンは、ちー(箕輪)が良い形でサイドを突破というか、駆け上がってくれましたし、相手もそんなクロスに対してのマークがきつくなかったので、しっかりと自分の前にスペースを持ちながら、中に入って行けて、そこでしっかり合わせることができて良かったと思います。

得点を取らなければ勝てないので得点を取ることもそうですが、失点をしなければ負けないとも思うので、最後の粘り強さやボールへの執着心など、突き詰めていける部分が個人個人でもありますし、チームとしてもあると思うので、勝つことだけを目指してまた準備していきます。
個人的には今季なかなか試合に絡めていなかった中で、今日はスタメンでしたが、コンディションは落とさずにやってきたので、個人的には得点を取って絶対に勝つっていう気持ちで試合に臨みました。また、東京NBはボールを動かすのがうまいですが、だからと言って後ろを固めるのではなくて、しっかりとサボらずに守備をするっていうところは今週の練習で取り組んできました。

個人的にはできたことがなくて、正直に言えば収穫はありませんでしたが、チームとして1点を返せたことはすごく大きいので、そこは下を向かずにいたいですが、この世界は結果がすべてなので、やっぱり負けたことをしっかり反省して、 WEリーグは降格がありませんが、次勝たなければこのリーグにいられないぐらいの気持ちで戦わなければ、この世界では生き残れないと思いました。

起点になれなかったことは反省です。自分に当てて2秒3秒でもタメを作って、周りを使うことができれば良かったですが、それができませんでした。まず前でボールが持てなかったこと、バックパスしてしまったりとか、やっぱりそういうところでFWとして、役立たずだったと思いますし、いなくても変わらないくらいのプレーだったと思います。

チームとして取り組まなければいけないところで言えば、たくさんあると思います。個人としてもチームとしても。その中でも今一番大事に思うことは、練習から勝負にこだわること、負けることに慣れないことかなと思います。1対1だったり球際の部分で負けないっていう、個の部分も高めていく必要があると思いますし、チームの中で共有するっていうところも、今までより練習から積極的にコミュニケーションをとって合わせていきたいです。応援してくれている、見てくれている人たちにもっともっと気持ちが伝わる熱いプレーをしていきたいと思います。
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