SOMPO WEリーグ 第19節
2025.4.26 [SAT] 14:00 NACK

大宮V

0 - 1
0 前半 0
0 後半 1

S広島R

  • 90+1' 柳瀬 楓菜
試合経過
監督コメント
EL埼玉に対して、なかなか勝てていなかったこともありますけど、自分たちは一つひとつ勝つことしかなかったですし、しっかり勝点3を持って帰るというところは前節ゲーム前に伝えました。前半は少し押される展開のところを、DF中心にしっかりしのげたことはすごくポジティブですし、後半は少し前に圧力がかかった中で、立ち上がりにいい形からゴールできたことは良かったと思います。

選手交代だったりも含めて、選手全員が勝点3を取るために体を張って守り切ったことは非常にすばらしいことですし、気温がかなり高かった中でも足を運んでくださった方に勝点3を届けられたことが、何より一番良かったのかなと思います。

S広島RにはすばらしいFWがいて、パワフルなDFがいてというイメージですし、それをつなぐ中盤の選手もすばらしいので、バランスの取れたチームだと思います。そういったチームに対して、自分たちはここも絶対に負けてはいけないと思いますし、しっかり味方同士で補いながら、チーム力として上回っていかなければなかなか勝てないのかなと思います。

いつもそうですけど、多くの人が来てくださる中で自分たちがアグレッシブに戦うこと、ただ我慢しなければいけないシーンは絶対に出てくると思いますし、そういったところでも粘り強く戦うこと、ゲームが最後まで白熱したものになることという部分は大事にしていきたいと思います。そういった中で、攻守において前に出る迫力というものを継続してやっていかなければいけないのかなと思います。
選手コメント
前節は、昨季から一度も勝てていない相手に勝てたことは良かったと思います。ただ前半で言えば、守備のところがなかなかハマらなくて、自分たちFWが行くのか行かないのか、中途半端になってしまって少し苦しいところもありました。後半にその部分を改善して、もう少し前に出れるようになったことで自分たちのゲームだったというか、ボールも持つ時間も増えましたし、いい形も何回かできたと思います。

試合中に改善できたことは良かったかなと思います。相手が自陣からつないできていた中で、その一つ目をどの位置から出るのかというところは自分たちも曖昧だったので、もう1個出るというところを修正したらハマるところがあったので、そこの試合の中で選手間で解決するというところは継続していきたいです。

チームの収穫として、リーグ後半戦は点がしっかり取れるようになったことはもちろんですが、前半戦はチャンスというチャンスさえも作り出せなかった中で、ここ最近は最後決めるだけというシーンもたくさん作れているので、そこは大きな成長かなと思いますし、決め切る部分はこだわっていきたいです。

S広島Rは、前線にすごく上手な選手もたくさんいますし、サイド突破が得意な選手もいるので、そこは警戒しなければいけないと思います。ただ個人的には、S広島R戦は結構いいイメージがあって、点を奪えているイメージもあるので、前節チャンスがあった中で決め切れなかったですし、次節は自分が点を取ってチームを勝たせられればと思います。

ホーム戦では多くの方々が会場に足を運んでくださるので、その方たちに勝利を届けたいですし、大宮アルディージャVENTUSとして戦えるのも残り4試合なので、本当に勝ちたいという気持ちだけです。また、次節はさいたま市民デーなので、来てくれた方たちにまた見たいと思ってもらえるように戦いたいと思います。
前節のEL埼玉には、サイドに小柄だけどすばらしい特長を持った選手がいたので、守備では1対1で絶対に負けないということと、ビルドアップのときの自分の立ち位置をサイドハーフを見ながらポジションを取ることを意識して試合に臨みました。ただ、足元の技術やビルドアップのところで引っかかってしまうことが多かったので、次節はもっと自分と味方と相手の立ち位置をよく見て、ポジションを取ることを意識していきます。

前半は(仲田)歩夢さんを引き込みすぎて、前のCBとかに圧力がかからないことが多かったので、自分は比較的1対1も得意なので、そこに出させてもいいという勢いで歩夢さんを前に踏ませることでもう少し早く改善できたのかなと思います。

WEリーグで戦う中で、1対1の守備は自分の武器であると感じたので、その場面ではボールを奪って攻撃につなげることまで考えてプレーしています。ただ、今後はもう少し味方と協力してボールを奪って、攻撃につなげるというところもチャレンジしたいと思っています。そのために、よりコミュニケーションを取っていくことが必要になると思うので、そこは普段の練習から意識していきます。

S広島Rには、パワーがあったり、スピードに乗ったドリブルが持ち味の選手が多いので、自分の特長でもある対人の強さが生きる場面が多くあると思います。その局面では絶対に負けたくないですし、そのために予測だったりという部分はつねに意識し続けたいです。

今季のホーム戦は残り2試合どちらも勝ち切って、みんなで喜べる場面を増やしたいです。そのために得点を相手よりも多く取って、一緒に喜べる回数を増やせるように頑張りますし、自分もつねにゴールを狙いたいと思います。
メンバー

スターティングメンバー

82'
77'
60'
82'
82'

控えメンバー

77'
82'
60'
82'
82'

監督

柳井 里奈

スターティングメンバー

GK 1 木稲 瑠那
DF 3 呉屋 絵理子
79'
DF 6 左山 桃子
DF 5 市瀬 千里
DF 15 藤生 菜摘
MF 23 柳瀬 楓菜
MF 2 近賀 ゆかり
31'
MF 8 小川 愛
79'
MF 26 立花 葉
46*'
MF 11 中嶋 淑乃
67'
FW 9 上野 真実

控えメンバー

GK 32 石田 ひなは
DF 25 塩田 満彩
31'
MF 10 瀧澤 千聖
46*'
MF 14 松本 茉奈加
67'
MF 20 島袋 奈美恵
FW 13 髙橋 美夕紀
79'
FW 28 古賀 花野
79'

監督

吉田 恵
試合詳細
7 シュート 9
8 GK 13
11 CK 4
2 直接FK 4
0 間接FK 1
0 PK 1
試合データ

主審

草処 和江

副審

萩尾 麻衣子

副審

緒方 実央

第4の審判員

山内 恵美

入場者数

2,388人

天候

曇のち雨のち晴、弱風

ピッチ状態

全面良芝

気温/湿度

16.2℃/40%
監督コメント
今日はスタートに大島を右で起用しましたが、少し相手の圧力に対して、仲田と左右を入れ替えてというところで対応できた部分もありますし、フィニッシュのところで言えば、ボールを動かすところはもう少しテンポ良く勇気を持って動かすこともできるというところは確認しながら、ただ、S広島RのすばらしいCB2枚に対して、やはり簡単に蹴られてしまうと押し込まれてしまうから、そこはしっかり準備したとおりに圧はかけていこうねというところは伝えました。

パワーのあるS広島Rに対して、しっかり空中戦であったり、長いレンジのボールの対応は、前半からうまくできていたところもありました。ただ、ゴールに向かうシーンも多くあった中で、一つ取り切れなかった、最後のところでPKを取られてしまったというのが苦しくなったのかなと思います。

ハーフタイムで雷が鳴ってしまって、途中で長くゲームが止まってしまった中で、選手たちはそれでも変わらずにしっかりと真摯にサッカーに全力を向けてやれていました。S広島Rのサポーターの方も多くいらっしゃって、2000人を超える観客の中で、両チームとも90分間最後の最後まで激しい攻防ができたことはすばらしかったなと思う反面、私たちの方がもしかしたらチャンスが多かった中で、それを勝ちに持ってこれなかったことが、今のS広島Rの順位と私たちの順位に表れているところなのかなと思います。選手もそうですし、来てくださった方もそうだと思いますが、悔いの残るゲームだったかなと思います。

また明日はしっかりとトレーニングをして、しっかりリフレッシュをした中で、次節は男子トップチームと"ダブルヘッダー"というすばらしい環境ですし、私たちが先にゲームをするので、男子に流れを持っていけるように精一杯やるだけだと思います。チーム活動が休みの日にもかかわらず、今日のホームゲームも男子トップチームの選手やスタッフ、多くの人が応援に来てくれていて、私たちVENTUSを気にかけてくれているということは非常にうれしいことですし、クラブとして、5月6日がすばらしい日になるように、私たちは準備するだけかなと思います。
選手コメント
ここ何試合かスタートで出させてもらっていたり、復帰してすぐに試合に出させてもらっている中で、裏抜けやタテ突破とか、スピードの部分はやはり分析されているだろうなと思ってはいたので、そんな中でもそれ以上にスピードの部分で違いというものを見せつけられればと思って、気合いを入れて試合に入りました。

手ごたえで言えば、前半はボールを受ける回数が少なくて、自分のリズムというものがなかなか作れなかったのですが、後半はペナルティエリア内で受けたときに、1対1で仕掛けて、抜き切っていいクロスまでは上げれませんでしたが、いつもの自分の感覚を何回か出せたことは良かったと思います。あとは全体をとおして、裏に抜けるタイミングがかぶってしまったシーンが多くあったので、仲間のプレーや動きをしっかり見て、動きを変えられたらいいなと思いますし、そこがあらためて課題だなと思いました。

この試合もそうですが、すべての試合を来ていただいた方々に楽しんでもらうということは、自分の中で一番にあるものなので、前半戦のVENTUSだったら、やられっぱなしの部分が多かったですが、やはり粘り強い守備もできるようになってきましたし、守備からカウンターでゴールまで行けるようになってきたと思います。だからこそ、最後の部分でもう一つ質を上げて、次節の国立は絶対に勝ち切りたいと思います。
自分たちのいい時間もあった中で、決め切るところを決め切れなければ、難しいゲームになるということをあらためて痛感した試合でした。

やはりゴールに向かう回数が増えたというところと、シュート数もそうですし、クロスからだったり、相手からボールを奪ってショートカウンターだったり、攻撃パターンも少しずつ増えているので、そこはポジティブかなと思います。守備の部分でも、ゴール前で絶対にやらせないことであったり、クロスに対する対応やマンツーマンでしっかり付き切って、弾くというところもできてはいるので、そこはプラスにとらえていきたいと思います。

雷で途中に中断しましたが、自分の気持ち的には早く試合をやりたいなというところもありました。時間が1時間空いてしまったので、最初はシンプルに相手のゴールに向かって行くことを意識した中で、それを実行できましたし、いい時間もたくさんあったので、本当に悔しいというのが一番の感想です。

国立に向けて、自分たちはゴールに向かう姿勢というものを皆さんに見ていただきたいですし、男子と同日開催ということで注目もしていただけると思うので、VENTUSも見ていて面白いなとか、これだったら足を運んで応援してみようかなと思う人を少しでも増やせるようにしたいと思います。自分たちは大宮アルディージャVENTUSとして誇りを持って、しっかりと責任をプレーで見せなければいけないので、何が何でも絶対に勝ちたいと思います。
フォトギャラリー

(写真:早草紀子)

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