WEリーグ クラシエカップ グループA 第6節
2024.11.6 [WED] 18:00 長野U

AC長野

  • 41' 川船 暁海
  • 66' 川船 暁海
2 - 0
1 前半 0
1 後半 0

大宮V

試合経過
監督コメント
S広島R戦に向けては、チームとして今取り組んでいる"しっかりと守備をしたうえで揃って出て行く"というところの継続と、タレントがいるチームっていうところも考えなければならなかったですが、それは次節のAC長野戦も同様で、若くて勢いのある選手も多いので、そこは変わらずに継続していかなければいけない部分だと思います。

外したくないからシュートを打たない、とかっていうのは絶対に違うと思いますし、打てると思うタイミングでしっかり足を振ったらいいっていうことはずっと伝えているので、それが入るか入らないかっていうところはもちろん一番重要なところだとは思いますが、入らないから打たないとかっていうよりかはっていうところもあります。さらに、攻撃のときに一人に行ってきてくれというよりかは、クラシエカップ 東京NB戦もそうでしたが、横にしっかりついていくことで相手やGKに与えるプレッシャーも違うと思うので、そういったところも含めて、チームでゴールを取るっていうところは引き続きやっていかなければいけないのかなと思います。

もちろん課題はたくさんあって、なかなかそれは難しいところもありますけど、 単純なところや攻守において予測をするっていうところはもっと上げなければいけないのかなと。セカンドボールの拾い合いや、相手よりも一歩早くサポートに入ることだったりっていうところも上げていかなければいけないと思いますが、選手たちは味方とつながるっていうところは、練習の中で攻守においてしっかりと声をかけながらやってくれていますし、そのうえで取るぞっていうときにはしっかり人を捕まえに行く迫力も見えてきているので、少しずつ積み上がっているところかなと思います。もちろん奪った後に保持をするというか、そのままカウンターが打てるのか、ボールをしっかりマイボールにするのかっていうところも、今選手が声をかけながらボール一個分もずらさないっていうところも含め取り組んでくれています。

プロのチームである以上、やっぱりしっかりとしたものを皆さまに見せなければいけないと思いますし、 どういった選手が出るかはまだ現状わからないですが、出た選手がVENTUSという誇りをしっかりと持ってピッチで表現できればいいのかなと思います。
選手コメント
チームとして、トランジションの部分はシーズン当初から監督に求められていますが、それが練習の中から出てきているところはポジティブだと思いますし、個人としてシステムが変わったことで攻撃に参加する意識っていうところが高まりましたし、より一層ゴールを目指すっていうところは重きを置いてプレーしています。

後ろに戻るよりも前に出て行く走力の方がパワーは出ますし、自分としてはそこを強みにしているので、つねにシュートが打てるポジショニングやクリアボールの予測は意識していますし、ゴールから逆算した立ち位置を取れるように考えています。そういった意識が結果的にクラシエカップ 東京NB戦のイノさん(井上)のゴールシーンで押し込める位置に走り込んでいたことにもつながったと思います。あの位置でアーリーで受けたとしても決める自信がありましたし、あのプレーが相手のポジション取りを惑わせられたとすればプラスの走りですし、そこは自分を評価したいと思います。

AC長野はプレスの圧力や切り替えの早さだったり、前への推進力っていう部分で長けているチームだと思いますが、私たちもそれを上回ることができればビルドアップの中で相手のミスを誘発できると思うので、そこをいかに得点につなげられるかだと思いますし、いかにボールを保持し続けられるかがカギかなと思います。私自身は古巣対戦なので、AC長野のみんなとの対戦がとても楽しみでもあります。特にマッチアップになる岡本(祐花)選手との対戦はワクワクしますし、お互いプレーの幅もわかっているので、ゲームの中で探りながらバチバチと戦えればと思います。

カップ戦グループステージは突破できませんでしたが、プロリーグで戦う以上落としていい試合は一つもないですし、リーグ戦もまだここから続くので、次につなぐことができる試合をするべきだと思います。まだ勝利を届けられていませんが、いつも会場に足を運んで応援してくださるサポーターの皆さんの存在は大きいですし、間違いなく私たちの力になっているので、早く点を決めてともに喜び合えるように頑張ります。
広島からの移動があった選手もいて、コンディションはそれぞれ違うと思いますが、先週に引き続き自分のコンディションに合わせて練習に取り組めていると思います。チームの課題として、得点力不足っていうところがある中で、ゴールに向かう練習など実践的な練習が多く、いい雰囲気で練習ができています。

ゴール前の部分で言えば、攻守ともに球際のところが練習の中で激しくなってきていて、チームとして積み上げを感じます。守備も体を張って守れていますし、その状況の中でもゴールを決め切れているシーンも増えてきているので、それを試合で出せればと思います。

AC長野はすごくハードワークしてくるチームなので、自分たちはその勢いに飲まれることなく、トランジションの部分や1対1の局面で勝ち切らなければいけないと思いますし、それができれば必ず結果はついてくると思います。ホームでのクラシエカップ AC長野戦では2ゴールできましたし、積極的にゴールへ向かうっていうところは引き続き意識していきます。グループステージ敗退とはなりましたが、次のリーグ戦につなげられるような結果をサポーターの皆さんに届けたいと思います。
メンバー

スターティングメンバー

GK 31 風間 優華
DF 27 知久 奈菜穂
62'
DF 19 安倍 乃花
DF 25 奥川 千沙
DF 15 中野 琴音
80'
MF 7 三谷 沙也加
80'
MF 8 村上 真帆
MF 6 源間 葉月
89'
MF 22 宮本 華乃
62'
FW 9 中村 恵実
80'
FW 11 川船 暁海

控えメンバー

GK 21 梅村 真央
DF 29 坂井 優紀
62'
MF 14 菊池 まりあ
62'
MF 18 伊藤 めぐみ
89'
MF 20 ナッタワディ プラムナーク
80'
FW 30 玉井 小春
80'
FW 13 大内 梨央
80'

監督

廣瀬 龍

スターティングメンバー

46*'
46*'
86'
46*'
57'
80'

控えメンバー

46*'
46*'
86'
80'
57'
46*'

監督

柳井 里奈
試合詳細
9 シュート 9
13 GK 5
4 CK 7
3 直接FK 16
2 間接FK 3
0 PK 0
試合データ

主審

杉野 杏紗

副審

中本 早紀

副審

佐々木 陽美

第4の審判員

田中 真輝

入場者数

499人

天候

曇、弱風

ピッチ状態

良芝

気温/湿度

10.8℃/44%
監督コメント
カップ戦での勝ち上がりの可能性がないチーム同士の戦いではありましたが、プロとしてやらなければならないことっていうところはしっかり表現しようという中で、ポジティブな面も多く見られましたけども、やはり失点の仕方は一人ひとり見つめ直さなければならないと思います。

AC長野の力強さやデュエルのところで負けてしまっていたところも含めて、キワのところは個人個人プロの選手として磨き上げていかなければいけないところだと思いますし、監督としてもそういったところのトレーニングやゲームに入っていくところであったりっていうところは、私自身の課題をすごく感じました。ただ、なかなかいろいろな言い訳をしようと思えばたくさんある中で、選手は精一杯やってくれたと思いますし、次のリーグ戦に向けて、ポジティブな要素をしっかりと拾って前を向ければと思います。

今季AC長野から加入した鈴木と奥津に関しては、お互いにいいところがあって、悪いところって言えばなかなか失礼ですが、その部分がはっきりとしている選手なので、逆を言えばその良いところをより長い時間出せるようにっていうところは、チームとしても考えていかなければならないと思っています。ただ、二人ともすごくポジティブで前向きですし、日常の取り組みがすばらしい選手だと思います。最初の方は少しスタイルが違うところもあって戸惑いもあったと思いますが、今しっかりと少しずつアジャストしているところですし、そういったものは積み上げなので、一つひとつをポジティブにとらえてくれているのかなと思います。
選手コメント
自分自身コンディション不良が続いた中で、ひさしぶりの公式戦だったので、しっかりと試合に入り込むことを意識しました。また、今のシステムになってから試合をすることが初めてでしたし、自分の特長が生かせるポジションだったので、しっかりとライン間を取ることと、ウイングバックに入ったときの背後への抜け出しの使い分けをしっかりとできるように練習の中で取り組んで準備してきました。

前半は前の3枚の右で入りましたが、守備のところは(杉澤)海星がしっかりと指示を出してくれましたし、攻撃のところもライン間を取ったり、海星にボールが入ったときにポケットを取りに行くランニングも何度かできましたが、そこからゴールにどう持っていくかっていうところは、今後の課題かなと思います。

後半は、ポジションを変えてボランチで入りましたが、ハーフタイムで「ボランチが前がかりになりすぎると、ごちゃごちゃしてしまうから」と言われていたので、前に入り込みすぎないっていうことと、バランスを取って予測しながらポジションを取り、相手を揺さぶるところは意識しました。

ゴールに行くまでの過程で、どうやってシュートまで行くのかであったり、崩し切れていないところや最後のパスの質、出し手と受け手の考えの違いだったりっていう少しのズレがあって、決定的な場面まで行けていなかったところはチームとして反省点だと思います。ただ惜しい場面もあったので、そこで決め切る力やとにかくゴールを奪うっていうところを徹底的にやらなければならないと思います。

次節に向けて、しっかりとコンディション整えることもそうですし、今日出たメンバーは来ていないメンバーとしっかりと意見交換をして、細かいところのズレなどを修正して合わせて、次に臨みたいと思います。
チームとして勝利がない中で、いち早く一つでも勝たなければいけないチーム状況なので、そこは勝ちに向けて全員で準備して今節に臨みました。

自分のところに結構相手が食いつく感じだったので、うまく背後を取れたシーンもありましたし、プレッシャーを受けるシーンも何個かあったので、そこは駆け引きをしながら後半は少し改善できたと個人的には思っています。個々の駆け引きだったり相手を見るっていうところは、試合をとおして良かったと思いますが、結局結果につながっていないのでそこはまだまだ課題に思っています。

あいだで受けるのが得意な選手であったり、背後に抜けるのが得意な選手っていう特長がある選手に対して合わせることもそうですが、自分がチャンスだと思ったときにはアクションをしっかり起こして、うまくお互いを生かし合いながらっていうところは、前半の甲斐選手とは距離感も良くうまくできたかなと思ってます。

自分のところで1対1で剥がしたりクロスまで持って行けても、結局得点につながっていないので、自分ももっと質を上げなければいけないですし、もっと回数を増やさなければならなかったり、まだまだ足りないところだらけですし、1対1で勝てるって思えたのであれば、もっとボールを引き出さなければいけなかったと思います。得点を本気で取りたいのであれば、相手のウィークポイントをもっと突いていく必要がありますし、やっぱりゴールに向かう回数を増やさなければならないと思います。

もう自分たちは失うものは何もないのでやるしかないですし、どんな形でも勝ちに行くっていう気持ちを前面に出しつつ、局面局面の駆け引きの部分では、今日の試合同様自分はしっかりこだわって楽しんでいきたいと思います。また、体の部分は二日間あればどうにでもなるので、そこはしっかりとプロとして向き合って、また100パーセント以上で試合に臨めるように準備していきたいと思います。
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