第46回 皇后杯 5回戦
2024.12.14 [SAT] 11:30 三木陸

大宮V

0 - 1
0 前半 0
0 後半 0
0 延前 0
0 延後 1

ヴィアマ

  • 110' 山本 さゆり
試合経過
監督コメント
今季まだ勝ち星がない中で、また違う皇后杯という別の戦いが始まるので、やっぱりそこはリーグ戦の順位と関係なしに、タイトルを獲得に向けてやるというところと、自分たちがしっかりゲームを握りたいよねというところの整理を両方やりながらというところではあります。先週の練習試合ではいい形で点が取れたシーンもありましたし、そういったものは継続しつつ、ただそこは1週間空いた中で全員で競争してというところだったので、またコンディションのいい選手でしっかり挑めればいいのかなと思います。

練習試合では、もちろん球際をしっかり行くことや切り替えのスピードというところは全員が意識していたと思いますし、その中で自分たちの立ち位置を意識していくということに対して、ポジティブなトライが多く見られたのかなと思います。

ヴィアマは経験のある選手が多くいますし、なでしこリーグだからとかというよりかは、もともとトップリーグで戦っていた選手たちが多く在籍している中で、すごくシンプルにパワフルなチームだと思います。前線にしっかりとボールを収められる選手がいるっていうところに対して、空中戦はそこまで私たちは得意としていないところでもあるので、そこはしっかりと対策しつつ、より自分たちが地上戦に持って行くことは大事になると思います。

移動も含めてなかなかタイトなスケジュールだと思いますし、選手は難しいコンディション管理を強いられると予想されますが、メディカルスタッフも含めていつも全力を尽くしてやってくれているので、その辺は選手ともにコンディションを見極めながら、1番いい状態の選手を使っていければ、しっかり結果を出していけるのかなと思います。
選手コメント
千葉L戦は負けている状況で交代で入ったので、まずは得点を取りに行くというところは意識して入った中で、最初はサイドハーフのポジションでしたが、同サイドを組んでいたのが(落合)依和だったので、味方の特長も生かして、サイドに張るときと内側を取るときのタイミングの使い分けは意識しました。途中からトップ下になって、監督からライン間を取るように言われていましたし、結構フリーで構えていましたが、仲間の視野を自分に集めることができなくて、いいところでボールを受けれなかったところが反省点です。

先週の練習試合では、いつもどおり味方の位置を見ながらポジションを取ることは意識しましたが、少し動きすぎてしまうところもあったので、止まるところと動くところの使い分けはしっかりしたいと思います。また、動きにメリハリがあった方が出し手も選択しやすいと思うので、そこは今週の練習の中で取り組んでいます。

自分は後半の終盤に途中交代で入ることが多いので、まずは得点を奪いに行くことを意識しながら、自分の特長をしっかり出して、ボールを大事につないでいくことはつねに意識しています。手ごたえはまだありませんが、やることをしっかりやって自分のプレーを出せれば結果はついてくると思うので、これからも自分のタスクを果たしつつ、まずはチームが勝つためにというところは最優先に考えてプレーしたいと思います。

ヴィアマはなでしこリーグでもすごく勢いがあるチームなので、しっかりデュエルのところを戦って、球際とかそういった個々の部分で一人ひとりが負けなければ結果につながると思うので、そういったところに目を向けてやっていきたいと思います。また、しっかりと自分たちのサッカーをして、まずは勝ち切るというところに焦点を当てていきます。
千葉L戦は攻撃に関して言えば、試合をとおしてしっかりとボール握ってチャンスも多く作っていましたが、前半のうちに決められるチャンスを決め切れなかったところが大きかったと思います。やっぱりゴール前まで行けたとしても、結局最後にシュートが打てなかったり、後半最後の20分間ぐらいはウチのペースでずっと攻めていましたが、やっぱり点が入らないっていうところは、前半決めるべきところを決めていれば変わったかもしれないですし、仮に試合がゼロヒャクの状況だったとしても、そこで自分たちが1点取って試合を勝ちに行くっていう勝負強さが足りないということは感じました。

個人としては、ボールを出し入れしてビルドアップにリズムを出すことが特長なので、 途中から入って流れをつかむということはポジション的にもすごく難しいですが、最近の試合ではうまく試合に入れて、ボールも受けることはできていると思うので、チームの勝利のために自分もより攻撃的なプレーをしていきたいです。

ヴィアマはなでしこリーグの戦いを見ていても、すごくパワフルなサッカーをしている印象を持っていますし、WEリーグにはあまりないような勢いを持ったチームだと思うので、監督も言っていましたが、1対1の勝負では絶対に負けないというところは徹底してやれればと思います。

今季1勝もできていない状況で、チームとしては苦しい中ではあるので、リーグ戦とはまた別の大会にはなりますが、自分たちはまず目の前の試合に勝つという気持ちで練習から全員で取り組んでいるので、絶対に勝たなければいけないと思います。また、ヴィアマは自分たちのカテゴリーを倒しに勢いよく来ると思うので、自分たちはその勢いに飲まれてはいけないですし、やっぱりサポーターの皆さんが勝利という結果を待っていると思うので、次のことは考えずにまずは目の前のことに集中したいと思います。
メンバー

スターティングメンバー

116'
116'
82'
82'
63'
101'

控えメンバー

116'
82'
82'
116'
63'
101'

監督

柳井 里奈

スターティングメンバー

GK 15 馬場 ひなの
DF 7 有馬 りこ
DF 25 池田 玲奈
DF 4 永野 桃子
MF 36 小澤 寛
77'
MF 30 寺田 妃花
77'
MF 8 嘉数 飛鳥
MF 11 板倉 楓
120+2'
FW 16 福丸 智子
55'
FW 22 山本 さゆり
FW 17 齊藤 夕眞

控えメンバー

GK 27 爲保 美月
DF 3 宮本 真緒
DF 19 切通 真央
77'
MF 14 島田 綾子
120+2'
MF 20 坂田 美優
118'
MF 35 松井 彩乃
77'
FW 29 今蔵 綾乃
55' 118'

監督

水永 翔馬
試合詳細
10 シュート 20
18 GK 16
2 CK 7
12 直接FK 13
0 間接FK 1
0 PK 0
試合データ

主審

新妻 久美

副審

近藤 恭子

副審

柿本 麻希

第4の審判員

田中 真輝

入場者数

311人

天候

晴 一時 雨

ピッチ状態

全面良芝

気温/湿度

8.3℃/50%
監督コメント
相手チームの長いボールであったり、セカンドボールのところはチームとしても準備してきたところではありましたが、その一歩の予測や収めるところで相手チームの方に上回られてしまったというところは、WEリーグで戦うクラブとしてやっぱり私たちは必ず勝ち切らなければいけなかったと思いますし、そういったところで負けてしまったことが試合展開を苦しくしたと思います。

普段対戦していない相手というところはありますが、それでも勝たなければいけないと思いますし、なかなかやる機会がないからどうこうというよりかは、自分たちがそういったものに対して、しっかり対応しなければいけなかったと思います。

ヴィアマは前に圧力の高いチームですし、少し浮き玉の長いレンジのボールを多く使ってくるチームですが、そこに対してやっぱり弾き切るというところは、すごく大事なのかなと思います。もちろん少し落としてマイボールにすることも大事だと思いますし、ただ自分たちの流れであったり、相手が蹴っても仕方ないなと思わせるようにしっかり弾くことはすごく大事だと思います。

今日も三木陸までわざわざ足を運んでくださったサポーターの方もたくさんいる中で、今季は本当になかなかいい試合をお見せすることができず申し訳ない気持ちです。選手もそうですし、私たちも何とか皆さまに早く結果で返せるようにと思ってやっているので、まずはS広島R戦に勝つことにフォーカスしてやらなければいけないと思います。
選手コメント
相手はすごく厳しい試合を勝ち上がってきた事実はありましたが、選手一人ひとりがそこまで固くなっているみたいなこともなかったですし、リーグ戦で結果が出ていないぶん、自分たちがタイトルを取るとしたならば、この皇后杯しかなかったので、タイトルを取るためにまずこの一つをしっかり勝とうという認識で試合に入りました。

自分たちがボールを握る時間もありましたし、欲を言えば、もっと相手陣地でプレーして、攻め急がずにそこからどうゴールに向かって行くのかというアイデアを持つことは大事ですし、全体がどうしてもボールを持つことを怖がってるような感じもあったかなと思います。

個で勝負してゴールに向かうということは積み上げてやってきましたし、やっていても少し余裕があったので、相手がすごくボールに来てくれるぶん、その空いたスペースやそこを一つ剥がせたりすれば、もっとチャンスが見えてきたのではないかなと思います。

年内はS広島R戦が残っているので、まずそこに向けてしっかり心身ともにリフレッシュして、もちろん課題も出たので、時間は限られていますが、まず修正することが大切だと思います。さらに言えば、そのあとは少し期間が空くので、そのぶんもう一度個人のところは磨かなければいけないと思います。その積み重ねをしたうえで、チームとして動くわけなので、やっぱり1枚剥がすところだったりデュエルのところ、駆け引きのところだったり予測のところは積み重ねをしていく必要があると思います。
圧倒して勝つということは、全員で意識して試合に入りましたし、個人としては、ゴール前でボールを触る回数も増やして、シュートに結び付くプレーをすることを意識して試合に入りました。

蹴ってくる相手に対して、自分たちも少し合わせてしまって、蹴ってしまうことが多かったですし、なかなか自分たちのペースで試合運びができませんでした。ただ、ゴール前でのいい崩しも何回かあったので、そこを決め切れなかったことが敗因だと思います。

今チームで足りていないことは、球際の強さや絶対にこの相手に負けないとか、そういった一人ひとりの気持ちの部分だと思いますし、チームでどうしたいのかという認識がバラバラな気がします。それを改善するためにももっと練習から勝負にこだわることとか、取られたら絶対に取り返すとか、そういった小さなところから戦えなければ、この先勝てないと思います。

S広島R戦まで中3日ですが、切り替えてそこに向けて、もう一度本気で全員で勝つ準備をしていきたいと思います。
フォトギャラリー

(写真:早草紀子)