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前半戦の大一番が早くもやってきた。三菱重工浦和レッズレディースとの第4節は、WEリーグ初のさいたまダービーだ。相手は昨シーズンのなでしこリーグ女王で、現在2戦全勝で2位につける強豪だが、クラブの威信をかけた一戦では、順位と結果が必ずしも一致しないことを誰もが知っている。
チーム状態は上がってきた。INAC神戸レオネッサとの開幕戦こそ5失点で敗れたものの、ここ2試合はいずれもドローで勝点を積み上げている。ホーム開幕戦となった第2節のアルビレックス新潟レディース戦では、髙橋美夕紀がクラブの歴史に刻まれる記念すべき初ゴールを挙げた。ペナルティエリアの外で獲得したフリーキックを、右足で力強く決めた形だ。
初めてクリーンシートを達成した第3節のマイナビ仙台レディース戦は、GKのスタンボー華が最後までゴールマウスに立ちはだかった。「集中しろ!」「詰めろ!」「クリア!」「ナイス!」。絶え間なく出し続けた声で、危ないシーンを何度もしのいだ。ディフェンスラインの裏を取られる場面もあったが、タイミングよく前に出て相手のシュートをブロックしている。気になるのは前半のうちに負傷交代した野口彩佳の状態。開幕から3試合連続で先発してきた主力が離脱となれば、大きな痛手となる。
明るいニュースもあった。カトラー・グレイス・エリンがWEリーグデビューを果たしたのだ。アメリカ出身の24歳。ピッチに入ったのは85分が過ぎてからだが、随所に存在感を発揮した。ゴール前では、175センチの長身が頭ひとつ抜けていた。前からボールを追うなど、守備面での献身も光った。待望のゴールは奪えなかったが、これからチームにフィットしていけば、欠かせない存在になるに違いない。
もちろんチームの課題はある。守備から攻撃の切り替えを早くすれば、カウンターのチャンスをより多く得られるだろう。ディフェンスラインが押し上げることによって、攻撃に厚みを生み出せる。ビルドアップの精度も高めなければいけない。一人ひとりがお互いの特徴を把握し、攻守の連係を高めれば、より多くのチャンスが作れるのは明らかだ。
しかし、WEリーグはまだはじまったばかり。新しいチームが成長していく過程を追うのも、楽しみ方の一つと言えよう。なにしろ、伸び代は無限大だ。目の前で繰り広げられる一戦一戦、一つひとつのプレーが、ここから刻まれる歴史の1ページになる。勝利の瞬間は、確実に近づいている。
(岩本 勝暁)
「前節は失点をゼロで抑えることができたのはポジティブに考えて良いと思いますが、得点を取れなかったので今節は得点を取りにいきたいです。浦和は個々の技術が高い選手が揃っているので、チームでどう守るか、どう攻略するかという準備をしました。さいたまダービーということで特別な試合になると思いますが、平常心で熱く冷静に戦いたいと思います」
「浦和はここまで2勝していて、前節も試合がなくフレッシュな状態で臨んでくると思います。簡単に勝てる相手ではないですし守備の時間が長くなると思いますが、失点をゼロで抑えてチャンスがあれば自分たちもセットプレーを中心にゴールを狙っていきたいです。ジュニアユース、ユースと浦和に所属し、トップチームでもプレーをしていました。良いプレーをすることが恩返しにもなると思うので、絶対勝ちたいです」
「前節は押し込まれる時間帯が多かったですが、ゼロで抑えられたのはチームとして良かったことだと思います。浦和が強いチームということはわかっていますが、自分たちがやることは変わらずいかに主導権を握れるかが大切になると思います。個人的にもまだ結果を出せていないので、得点に絡むことやチームのために走ることを突き詰めてハードワークしたいです。まだ勝利がないので、ホームで戦えますし勝点3を取れるように頑張ります」
・コジのプレーは細かいステップ、細かいボールタッチからのドリブルが魅力的でシュートまでの形をもっています。
・好きなものはハンバーグ、プリン、抹茶、チョコ、グミ。そしてとにかく川崎フロンターレが大好きです! あ、、、大宮アルディージャの次に川崎フロンターレのファンです。笑
・とても楽しそうにプレーしますが、時々軸足にボールが当たって空振りをします。笑 ・そして岡本監督のモノマネをします。モノマネのあと、少し恥ずかしそうに笑っているらなに大注目です。笑
・スタンボーと仲が良く? スタンボーの話を聞き流すのがとても上手です。笑
・りほのプレーは熱いです。常にタイトに嫌な守備をします。
・ヘディングがすごく上手です。背はそんなに高くないですが、ボールに対してのタイミングがとても良く、最終的にいつもりほがヘディングしています。
・唐揚げが大好きみたいなので、差し入れの際は唐揚げをお願いします。笑
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