大宮
- 58' 新里 亮
- 62' 中野 誠也
- 73' 中野 誠也
栃木
- 90+3' 根本 凌
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前節は味方を信じて走っていたところにボールが流れてきて、うまくゴールを決められましたが、得点後に少しフワッとしてしまい逆転されてしまいました。その後に追いつけたことは良かったですが、そこの課題に目を向けていきたいです。
先制点を取れたあとの雰囲気を大事にしていかなくてはいけません。逆転されたときにみんなで集まって、相手の攻め方や特徴をしっかり確認できましたし、選手間のコミュニケーションも深まっているので、チームとして一つになって戦えている感覚があります。大分戦では最低限の勝点1を取れたことを次に生かせるように準備します。
チームとしてコンパクトな陣形を保ちながら横にスライドしたり、まずはボール保持者への強くアプローチをしたりして、チームとして粘り強く戦えていますので、続けていきたいです。
サポーターの応援には鳥肌が立ちましたし、声量もすごく、僕たちと一緒に戦ってくれました。次こそサポーターの皆さんの期待に応えられるように勝ちたいです。
自分が左サイドハーフとしてできることは、たくさんはありませんし、ドリブル突破をするタイプではありませんが、特に守備のバランスの部分を考慮されていると思いますので、チームのために汗をかくプレーをしたいです。サイドハーフのときは、ボランチより緩急をつけることが必要だと感じています。
試合に出られるならどこでもプレーしたいですし、勝利のために与えられたポジションで求められる役割を果たすことだけを考えています。
3連戦の最後2つをホームで迎えられることはアドバンテージだと思いますし、サポーターが作り出すあの雰囲気のなかで戦えることは間違いなく力になります。前節の勝点1を意味のあるものにするためにも、この試合で勝点3を取らなくてはいけません。
NACKであの声援をうけてプレーできることは自分にとって特別なことですし、あの雰囲気が戻ってきたこと、そしてそこでプレーできる幸せをしっかり噛みしめながら、ファン・サポーターに勝利を届けられるように戦いたいです。
スターティングメンバー
控えメンバー
監督
スターティングメンバー
控えメンバー
監督
11 | シュート | 8 |
---|---|---|
8 | GK | 6 |
4 | CK | 3 |
6 | 直接FK | 12 |
2 | 間接FK | 2 |
0 | PK | 0 |
主審
副審
副審
第4の審判員
入場者数
天候
ピッチ状態
気温/湿度
HIGHLIGHT
立ち上がりから球際での激しい競り合いを展開した。ファーストシュートは3分、前線で奪ったボールを富山がミドルシュート。ボールは枠をとらえることができなかったが、過去2試合は開始早々に得点を挙げているだけに勢いを感じさせた。
再び大粒の雨が落ちてきた。9分、相手のクリアボールを柴山が高い位置で回収。ボールを持ち直し、絶妙なスルーパスを供給した。富山のトラップは少し大きくなったが、通っていれば大きなチャンスだった。栃木がサイドの推進力を高めてくるが、ボランチの栗本、小島を軸に中盤の守備が機能。センターバックの新里、袴田が最終ラインを的確にコントロールした。
元気なのが柴山だ。ピッチを縦横無尽に駆け回り、前を向いてボールを持てば鋭いパスを前線に供給。自ら仕掛ける場面も多く、何度もチャンスを演出した。呼応するように、岡庭が右サイドでアップダウンを繰り返した。左サイドは、山﨑が存在感を発揮した。45分には左サイドを抜け出した中野がゴール前にクロス。富山が体を投げ出したが、ヘディングシュートは枠をとらえることができなかった。
0−0で迎えた後半、試合が大きく動いた。最初のビッグチャンスは57分、カウンターから富山、中野がボールをつなぎ、山﨑がゴール前で2人をかわしてシュートを放った。相手の足に当たってゴールはならなかったが、ここで得たCKから先制点が生まれた。
58分、CKの跳ね返りを回収した岡庭がもう一度、クロスを入れる。ファーサイドに上がったボールを栗本が頭で折り返し、ゴール前に詰めていた新里が思い切りよく蹴り込んだ。追加点もすぐに生まれた。62分、山﨑が左サイドで粘ると、中野、柴山、小島とパスをつなぎ、最後はもう一度、ゴール前に抜け出した中野へ。左隅の狭いスペースに強烈なシュートを突き刺した。
立て続けに2点を奪った。67分、富山に代わって河田がピッチイン。ダメ押しの1点は、73分だ。河田との連携で山﨑が左サイドを突破。ラストパスを受けた中野が持ち前のシュートセンスを発揮した。トラップから軽やかに身を翻して、ゴール右隅にシュート。ボールは相手GKの左手をかすめ、鮮やかにゴールを射抜いた。
74分に大山、武田が、続いて82分に矢島輝、田代が入った。5人の交代枠を使い切った。落ちついて残り時間を消化していった。87分にはカウンターから武田が決定的なシュートを放った。惜しくも相手GKのファインセーブに阻まれたが、紙一重の差だった。
アディショナルタイムは5分、栃木に1点を返されたがダメージは少ない。2点のリードを保ったままタイムアップのホイッスルを聞いた。降り出した雨は歓喜のシャワーになり、待ちに待った凱歌がNACK5スタジアム大宮に響き渡った。
3連戦で勝点7を上積みした。ゴールを量産している要因を、中野は「受けるのではなく、自分たちから向かっていこうと話している。1点取ったら2点目を取りにいく姿勢が出ている」と話した。残留争いから前進したという意味でも、今日の勝利は大きい。勢いを持って、次節、首位の新潟に挑む。
(総評:岩本 勝暁)
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立ち上がりはもっと栃木が前から来ると思っていたのですが、予想以上に引き込む展開になり、そのなかでリズムや全体の狙いどころが合わない展開が少し続いたと思います。少し焦れてボールを簡単に渡してしまったり、穴を探そうと考えてプレーして相手に寄せられてコントロールがずれてしまったりという場面がありました。前半の最後の方になって、少し相手陣内でボールが良い形で動き始めた印象です。
後半に入るにあたっては、3ヶ所ほどフリーになりやすい場所があったので、そこで前向きになったときにスイッチを入れられるようにしようと話をしました。それだけではないですが、後半は我々のリズムが続いたなかで、まずセットプレーで先制できたことは、今日のような戦略で臨んできた相手にとっては非常に大きかったと思います。ここ最近の試合でもそうですが、セットプレーはスタッフが一生懸命考えて、選手もそれをやってくれているので、結果が出て良かったです。
相手が少し前に出るなかで、スペースがあるところをつくような形で2点を取れましたが、他にも1対1になるシーンも作れたので、もっと点を取るべきだったと思いますし、最後を守り切ってゼロで終わることも今後に向けては大事だと思いますが、次に向けての宿題です。次は新潟との対戦ですが、我々がチャレンジャーという気持ちをしっかり持ちながら、準備していきたいです。
試合の入りから相手が前からプレッシャーをかけて来なかったので、時間が経つにつれ自分たちのリズムでボールは動かせたと思います。相手があまり来なかったことで、中央でもフリーになれた試合だったので、前向きでボールを動かせました。特に後半は相手の守備が緩くなってきたこともあって、間にボールを刺せたりポジションをとってボールを引き出せたりしましたし、2点目のアシストにもつなげられました。
アシストのシーンは、その前からシバ(柴山)に「サイドで持ったときに縦に入れないで横をみろ」と声をかけたこともあって、良いボールを入れてくれました。ファーストタッチで前に入ろうかと思いましたが、誠也くん(中野)が走り出しているのが見えたので、直観で浮かしてパスを出しました。上手くゴールにつながってうれしかったです。
3連戦をすべてフル出場しましたが、甲府戦が一番体力的には厳しく、そこから体が慣れたのか、元々連戦は好きなタイプなのでしっかり動けました。
次節の新潟は強い相手ですし苦しい時間帯が続くかもしれませんが、そのなかでもチャンスを仕留めて勝点3を持ち帰りたいです。
1点目は多くの選手が絡んで、山﨑、自分、柴山、小島という流れでもう1回自分に返ってきたのですが、本当に良い連携のなかで、最後は幹敏(小島)のテクニカルなパスから決めることができましたし、良い形だったと思います。2点目は、山﨑が良い形で最後自分に出してくれました。1点目を決めていたこともあって、ファーストタッチからシュートまで、非常に冷静にできたゴールだったと思います。
勝利につながるゴールは格別ですし、加えてNACKのすばらしい雰囲気のなかで、自分のゴールで勝ったということが自信になりますし、今後につなげていきたいです。裏に抜け出す動きは監督にも求められてますし、自分もそれが得意なプレーヤーなので、本当に意識しながらプレーをしています。
前半は焦れずに戦ってゼロで終えられたのは良かったですし、後半が勝負というのはわかっていたなかで、入りで自分たちが受けないように、自分たちから立ち向かう姿勢は大事にして、そこは表現できたと思います。
本当に自分たちが勝つだけなので、次の新潟戦に最大限の準備をして向かいたいと思います。
前半から自分たちがボール持つ時間が多いなかで、なかなか点が取れず我慢の時間が長かったです。後半も同じような展開が続きそうで、セットプレーはすごく大切になるだろうと思っていましたし、点を取れて自分たちが試合を進めやすくなりました。先制点を取れたことが大きかったですが、誠也(中野)の2点目で自分たちが優位に試合を進められたと思います。
セットプレーの攻撃は北嶋ヘッドコーチがオーガナイズしてくれて、いろいなアイディアも考えながら、提案してくれています。試合前日に「難しくなってくる残り試合のなかでセットプレーで取れれば大きい」と話していましたし、今シーズンは2点取っていたのですが、最近は点を取れない試合が続いていたので、「頼むよ」という話を北嶋さんと話していたこともあり、ゴールを決められて良かったです。
前節から初めてNACKで声援を聞いてすごく力になっていました。本当にJリーグ全体を見ても、サポーターの応援も含めてやっぱりサッカーだと思いますし、Jリーグの試合が成立すると思っています。ひさしぶりにホームのスタジアムで聞いた声援は感慨深いものでしたし、実際に試合中にも力になるとあらためて感じていました。そのなかで前節は勝ち切ることができなくて、一緒に喜ぶこともできなかったのですが、今回は勝つことができ、終わったあとにサポーターとゴール裏で「寝ても大宮」であったり、本当に喜んでいる顔を見られてよかったなと思いますし、残り少ないですけど、たくさん味わえるようやっていきたいなと思います。
本当に自分たちがやらなくてはいけないことに、すごくベクトルが向いていた気がします。最近は試合に勝つことへみんながトライできているし、そこから逆算したプレーがすごくできていて、そこが一つ大きいと思います。シーズン終了までそれを継続して、また積み上げていけるように頑張りたいと思います。
新潟は本当にチームとしての仕組みがしっかりしていて、攻撃に関してもすごく再現性のあることを、リーグ戦でずっと継続していると思います。自分たちのやり方にはすごく自信を持ってプレーしているので、また新潟に対してどうやって戦うのか、新潟にどうやって勝つのかというところを、また1週間準備して、試合中でもコミュニケーションを取りながら戦いたいです。
この連戦はしっかり戦えていますし、良い試合の入りをして先制点を取ることもできていて、試合に入る準備を含め良い流れを作れています。ファーストチャンスを決め切って先制できているので、続けていきたいです。チーム全体に求めている基準やメリハリがそろってきていると思いますし、前節は負けてもおかしくなかったですが、反対にチャンスを作れていたので勝つ可能性もあったと感じています。
前節はあの試合展開で、何が何でも勝点3を取りに行くメッセージを出すのか、それとも勝点1は最低限確保できる形のなか勝点3を取る狙いを伝えるのかで、啓輔(大山)を左サイドに入れました。啓輔が入ってからチャンスが増えたと思いますので、まずはチーム全体で良い守備から攻撃へ出ることが大事だと思います。
倫(山﨑)は攻守両面で連続性を高く持って相手にとって嫌なプレーをしてくれましたし、交代するまで守備をしながら攻撃でもいいポジションを取ってくれていました。
リーグ終盤戦に向けて選手起用の選択肢が増えていることはうれしいことですし、相手の強みや弱みをみながらカードを切っていきたいです。3連戦の最後ですので、流れを見ながら続ける部分と変える部分を見極めてこの一戦に臨みたいです。